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ジリジリと太陽が照りつける白い砂浜が眩しくて
初夏の暑さを吸収した砂浜から感じる夏の空気が
海風と共に私にこの夏の全てを運んできた。
まだ焼けてない私の肌に、
今年も焼けないようにと
スっと日焼け止めを塗って、長く暑い髪をキュッとひとつに束ねて、目の前にある海に飛び出せば
その海の綺麗な青さと太陽に反射されてキラキラ光る水面より、色あざかやに輝く貴方を見つけた。
それが私のはじまり。
子供なのか、大人なのか、分からない私が
はじめて出会ったこの気持ち。
太陽みたいに笑う貴方と
それだけ見て、背伸びする私の中の向日葵
平気そうに笑うあなたの隣にいても
海の白い砂を私の掌で掬えば
サラサラとその砂は
私の掌から瞬く間にこぼれ落ちていくから。
夏には瞬く間に消えるもの多すぎるから。
明日も抱きしめていて。
【INI】
【尾崎 匠海】
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〜3/5まで諸事情により更新をストップさせて頂いております。執筆状態：更新停止中
・ジリジリと太陽が照りつける白い砂浜が眩しくて
初夏の暑さを吸収した砂浜から感じる夏の空気が
海風と共に私にこの夏の全てを運んできた。
まだ焼けてない私の肌に、
今年も焼けないようにと
スっと日焼け止めを塗って、長く暑い髪をキュッとひとつに束ねて、目の前にある海に飛び出せば
その海の綺麗な青さと太陽に反射されてキラキラ光る水面より、色あざかやに輝く貴方を見つけた。
それが私のはじまり。
子供なのか、大人なのか、分からない私が
はじめて出会ったこの気持ち。
太陽みたいに笑う貴方と
それだけ見て、背伸びする私の中の向日葵
平気そうに笑うあなたの隣にいても
海の白い砂を私の掌で掬えば
サラサラとその砂は
私の掌から瞬く間にこぼれ落ちていくから。
夏には瞬く間に消えるもの多すぎるから。
明日も抱きしめていて。
【INI】
【尾崎 匠海】
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作者名：ふらっしゅ | 作成日時：2021年9月18日 18時
