くまさんの小説風占い！ (ページ7)

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「うん？もう一度言ってくれ」

「一週間の間、ミヨの家でウチの弟預かってくれねェか？」

「うん。あのな、控えめに言って、、、死ね」←

「控えめに言ってその威力！！？」←

なぜ私がお前の弟を預からなくちゃならないんだ。

違う奴に頼めば良いじゃないか。

弟なんだからお前の男友達とかに頼むのが普通じゃないのか？

何故女の私なんだ。

そう、目の前のエースを睨みながらアイスコーヒーを一口飲んだ。

「いや頼むよ！お前しか頼めねェんだ！他の奴ら忙しいみてェだからよ！」

「私は貴様から見て暇そうに見えるのか」

「え、暇じゃねぇのか？」

「ふざけるな。だいたい私は大学もあるし、バイトもしている。面倒など見れるか。」

「あ、そこは問題ねェ。俺の弟、ルフィっつう名前なんだけどな、高校生だから」

は？高校生？

こいつは赤の他人の男子高校生と女子大学生を一つ屋根の下で一週間暮らせと言うのか！！

ますます断ろうと、口を開こうとした瞬間。

「預かってくれたら今度ケーキバイキングに連れてってやるから」

「よし任せろ」

しまった、と思った頃には遅かった。

エースは「本当か！？じゃ、よろしくな！」と言い、お金を置いてカフェを出て言ってしまった。

一人取り残されたミヨは残りのアイスコーヒーを一気に飲み干すと、お金を払うためにレジに向かった。

ケーキという単語につられてしまった数秒前の自分を殴りたいと今までで一番思ったかもしれない。