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七霧 ページ8
…眼が覚めるとルーチェが近くに居たのが見えた。
「ん…君は…？
「あら、起きた？ずっと寝てたのよ、マーモンは。」
ニコッと天使の微笑みはとても綺麗だった。
「ふあ〜ぁ…。」
「後の皆は寝てるわよ。」
ってことは僕が起きるまで、ルーチェは僕を見ていたってこと？…なんかお礼しようかな？
「ありがとう。お礼するよ？」
「あら、なら…フードを取ってくれないかしら？」
…ワォ。まさかのそれ？いや、予想は着いていたよ？まぁ…ずっと起きてて貰った訳だし…まぁ良いか。
「良いよ。」
バサ…。視界が一気に明るくなる。一部しか見えなかったけれど此処は僕の部屋らしい。いや、僕の鞄があるしさ…。
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作者名：ココロの浮雲 | 作成日時：2014年11月5日 16時
