見定め ページ3
誰がいいの?
そう笑うライトくんを見て、背筋が凍った。
この人はダメだ。ヤバい。
そう察して隣にいたカナトくんに目を移す。
直感的にこの人もやばそうだと思った。
そもそもぬいぐるみを持ってる時点でヤンデレ確定でしょ。
レイジさんに目線を移した。
この人は厳しくて怖そうだ…
アヤトくん…
この人は目付きが怖い。それに物言いが上から目線に感じた…あまりいい感じはしない。
次にスバルくん…
この人は名乗った時声を荒らげてた。
理由はわからないけど少し気性が荒いように感じる。
最後にシュウさん…
目を閉じてソファに寝っ転がったまま。
名乗った時もたしかこっちに目線すら向けなかった。
感じは悪いかもしれないけれど、一番マシな人かもしれない。
「シュウさんで…」
シュウ「はぁ…??」
ライト「ちぇっ、つまんないの」
レイジ「よりにもよってシュウですか」
スバル「チッ」
アヤト「つまんねぇ」
カナト「聞きましたテディ…僕を選ばないなんてあの女、ふざけてますね…」
みんなそれぞれ愚痴を言いながら消えていった。
え、何この誰一人得をしてない空気…
シュウ「チッ…面倒なことはするなよ」
「あ、はい」
そういうとシュウさんも消えた。
レイジ「部屋まで案内します」
最後に残ったレイジさんが私が泊まる部屋まで案内してくれた。
レイジさんは部屋に着くとさっさと帰って行った。
私は部屋に入って軽く荷物を片付けてから眠りについた。
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作者名:縷僂 | 作成日時:2019年11月18日 23時