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変貌 ページ40

家に帰れば既に晋助がいた。
自分がお茶を飲むついでに晋助にもお茶がいるか聞いてみたらいると言ったので思わず顔がにやけそうになった。

だめだめ、堪えなきゃ。

そう思いながらコップの中にお茶を入れてさっき貰った薬を混ぜた。


「はい」

高「ん、」

どんな変化が起こるのか気になりすぎてつい食い気味に見てしまう。

高「...なんだ?」

「いや、別に。」

ごくりと喉が動いた。
飲み込んだ。今飲み込んだよね?

変化を楽しみにしていた。


それなのにその日は別に何もなくてもう遅いからと寝ることになった。




...


高「A、起きろ」

「んぅ、、、しんすけ、、、おはょ、、、」

もう起きる時間か。
あ、そういえば昨日の薬...

高「A、今日の予定は?」

「今日?別に何も?」

高「そうか。」

予定来てくるなんてどうしたんだろ?
まぁいっか。
やっぱあの薬ゲテモノかな?

そう思ってた。
けど、その日の夜の晋助を見て、その考えは打ち砕かれることになった。


買い物に行った時偶然土方に会って話し込んでしまった。
帰る頃にはもう真っ暗で家に帰れば晋助がいた。

「ごめん、買い物行ったら土方が居てさ、つい話し込んじゃって...

急いでご飯作るから...ッ!?」


ガンッ

そんな重い音が鼓膜に響いた。
顔スレスレの所に晋助の拳が刺さっていた。

高「土方と会ってたのか?今日別に用ないっつったよなァ?」

突き刺すような鋭い視線に全身が強ばった。

「...ぇ、ぁ、、、うん、偶然会ってさ...

ぇ?どしたの、、、ッ、ちょ、怒ってる...?」

高「お前は誰のものなんだ?あァ?」

「ぃゃ、うん、しん、すけ、のだよ、、?」

なんで、どした?なんか悪いものでも食った?

...いや、飲ませたわ。
変なもの飲ませた!
絶対アレだ!
やっぱろくでもない薬だったんだ!

さっちゃんに聞かなきゃ。

そう思って携帯を手にしようとした瞬間手首を掴まれた。


高「誰に連絡するんだ?男か?」

「いや、女に」

嫉妬深くなった?
いや、でも予定なんて聞かないな...

高「お前は俺だけのものなんだろ?

じゃあ誰かに連絡なんかしなくていいだろ。
お前には俺だけがいればそれでいい。
そうだよな?」

あ、これあれだ。
ヤンデレってやつでしょ!
絶対そうだ。どうしよう
めちゃくちゃ怖いし目つき悪い!


「ひとまず落ち着こう?ね?」


結局晋助を落ち着かせるまでに30分も掛かった。

嫉妬→←さっちゃんからのプレゼント



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設定タグ:銀魂 , 高杉晋助   
作品ジャンル:アニメ
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桜綴(プロフ) - 更新頑張って下さい!応援してます! (2019年3月6日 17時) (レス) id: 25171f0d20 (このIDを非表示/違反報告)
レミリア(プロフ) - 一気読みしたんですけど、すごく面白いです!もう神作品をありがとうございますぅぅぅぅ!! (2018年11月12日 18時) (レス) id: eda7096c6e (このIDを非表示/違反報告)
やや(プロフ) - すごく面白いです!!!!リクエスト思い付いたのですが「夢主が死にかけてそれを看病する」って言う話をお願いします (2017年12月24日 18時) (レス) id: 551e634984 (このIDを非表示/違反報告)
縷僂(プロフ) - もっちーさん» お久しぶりです!いつもリクエストありがとうございます。看病ですね、わかりました! (2016年12月4日 22時) (レス) id: dc46cf8f95 (このIDを非表示/違反報告)
もっちー - お久しぶりです!リク思い付いたのですが、『夢主が熱を出して高杉が看病する』っていう話をお願いします! (2016年12月4日 21時) (レス) id: f510f46e68 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:縷僂 x他1人 | 作者ホームページ:p://  
作成日時:2016年5月27日 0時

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