#2 ページ4
午後10時。
ランクマが終わって疲れ果てた私は、約束していた女子会に参加する為、空軍のマーサの部屋へ向かった。
空軍「A！お疲れ様！」
『ありがとう…はあーーー疲れたよ』
私はマーサの部屋にある小さめなソファにどかっと座って、大いにくつろぐ。
私達は、たまにこうやって、ランクマの後などに誰かの部屋に集まって 不定期で女子会をしたりする。
心眼「今日、ウィラさん凄く活躍してましたね！
リッパーさん相手に150秒チェイスするなんて、頭が下がります！」
調香師「そんなことないわよ、150秒なんて朝飯前だわ」
朝飯前と言いながら、ウィラがドヤ顔を見せる。
空軍「ヘレナの解読も、Aのサポートも、最高だったわよ！
Aのおかげで、ジョゼフが嘆いてたわね」
私の能力は、G〇DIVAのチョコをあげて、0.5回復させることだ。
1.5倍のダメージを喰らわせられるジョゼフにとっては、かなり堪えたようだった。
心眼「なんだか、G〇DIVAのチョコが食べたくなってきましたね！」
ヘレナは私に、お高いG〇DIVAのチョコをねだる。
その可愛いおねだりに負けた私は、チョコを取り出す。
『仕方ないなあ〜このチョコ高いんだからね』
空軍「わーい！！」
調香師「うーん…いい香り」
皆1つずつチョコを口に運ぶ。
心眼「美味しい！！Aさん、ありがとうございますっ」
空軍「なんだか、無傷状態なのに、0.5回復した気がするわ」
『あと、私の作ったカップケーキもあるんだけど…食べる？』
調香師「食べるわ！！！」
心眼「ん〜！Aさんの作るスイーツは、格段に美味しいですねっ」
みんな、チョコもカップケーキも、凄い勢いで食べる。
そのせいで、せっかく持ってきたお菓子は、全てなくなってしまった。
空軍「私が作ったショートケーキもあるのよ！」
調香師「なにこれ、美味しくないじゃない」
空軍「ちょっと！！愛情込めて頑張って作ったのよ！！けなさないでくれる？！」
マーサとウィラの間で、喧嘩が勃発する。
『まーまー喧嘩しないでよ』
空軍「いいわ。Aに今度スイーツ作り教えて貰うわ。見てなさいよウィラ」
調香師「あらぁ、いいわよぉ？貴方には難しいかもしれないけど、せいぜい頑張るといいわ」
空軍「ﾑｷｨｰｰｰ！！！」
心眼「喧嘩はやめてくださいよ〜
このままだと喧嘩のままになるから話変えましょうか。
Aさんは最近、例の5人とはどうなんですか？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぺちぺち | 作成日時：2019年11月2日 19時
