幼馴染みがストーカーになって戻ってきました [BL]

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〜〜




　｢そこで何してるの？｣









トイレに行ったままなかなか戻ってこない葉月が気になり、様子を見に来たら




俺の "大事な" 部屋の扉が開いていた




　そういえば閉めるの忘れてたんだった





　

その部屋に入るとそこには葉月の姿があった





声をかけると明らかに動揺したように


｢ちょっと興味本意で…｣

と返答する






あぁ写真、見たんだな





俺は、葉月の持っている写真を視界に入れるとすぐにそうさとった





まぁいいか




少し予定が早くなっただけだ






｢昔あげた御守り持ってくれてるって言ってたよね｣





唐突に話を持ち出すと葉月の表情に｢？｣が浮かぶ





｢持ってるけど…｣




｢じゃあそれ、ちょっと貸して｣




ポケットに手を突っ込んで御守りを取り出すと、おそるおそる俺に渡す




この姿だけでも可愛いんだけど、今はとりあえず置いておこう





｢んと…確かこの辺だったな｣





小さな御守りの中をあさると目当てのものを見つける




｢これ｣




取り出した小さな物体を葉月に見せた




｢盗聴器なんだ｣






そう事実を告げると、目を見開いて少し後ずさった





｢なん…で…


そんなこと…っ｣






｢何でって… ｣






そんなの決まってる








｢大好きで堪らないからだよ｣


　




俺は葉月の腕を掴み、強引に自分の方へと引き寄せた

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