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「･･･何で？何か不満でもあるの？」
帽子の唾を握りながら、ひとらんらんは低いトーンでAに問う。
Aは若干吃驚しながらも口を開いた。
「別にないけど動物見てみたいなぁ･･･って」
「別にないなら外に行く必要なんてなくない？動物なんてここに沢山いるじゃん。俺を置いていく気なの？」
「置いていくって何のこと･･･、･･････ねぇ、ひとらんどうしたの？」
眉を顰めながらひとらんらんの名前を呼ぶと、彼はハッとしてAの方を見る。
ひとらんらんはAの怪訝そうな顔が見え、思わずやってしまった、と後悔した。
「ご、ごめん。今のは何でもない、忘れて。嗚呼、動物なら今度一緒に見に行こうか」
急に焦り出すひとらんらんを見て不思議に思うも、Aはわーい、と嬉しそうに飛び跳ねる。
危ない、俺は何を言っていたんだ？
約束ね！と差し出された細っこい小指に躊躇いながら自身の指を絡めるも、彼の汗は収まることを知らなかった。
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ひぐさん(プロフ) - ぴうぱさん» 有難う御座います！とても嬉しい限りです。 (2020年5月25日 16時) (
レス) id: dcd65c88e0 (このIDを非表示/違反報告)
ぴうぱ(プロフ) - 続編おめでとうございます！世界観に惚れました…。これからも応援してます！頑張ってください！ (2020年5月25日 16時) (レス) id: a061e21708 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひぐさん | 作成日時：2020年5月25日 10時
