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とある日曜日の朝のこと。
部屋の扉のノック音が聞こえ、Aはカーテンの締め切った自室で目を覚ました。
「ん･･･何･･･？」
今日は誰とも何も約束してないし、朝遅くまで寝てても大丈夫なはずだ。
なのに一体誰が･･･？
睡眠を妨害されたことに多少の苛つきを感じながらも、Aはベッドから起き上がり、のそのそと扉に近付きドアノブを回す。
徐々に扉の隙間から入る光に目を細めながら、その奥にいる人物に目を凝らした。
そこには、通路の窓からの逆光に照らされた白い軍服が特徴的な彼が立っていた。
「おはよう天使様。急にごめんね」
「･･･ひとらん、んん、今日なんかあったっけ･･･」
「いや、特に無いけど･･･前に見たいって言ってた動物見せてあげようと思って」
動物･･･？
嗚呼、確かそんなことも言った気がする。
ひとらんがすごく癒されるって言ってたやつかな、と回らぬ頭で考える。
「･･･ごめん、眠たかったら無理しなくてもいいよ」
目の前でボーッとするAを見て、ひとらんは申し訳なさそうに目を逸らした。
確かにこんな朝早くから来たことに関しては納得がいかない、だけど軍人って忙しいからしょうがないのかな。
折角時間無い中で私の為に誘ってくれてるし。
何だかこっちがバツが悪くなってきたぞ･･･、とAは心の中で苦笑いをし、ちょっと待ってて、と扉を閉めた。
･･･よし、着替えるとしよう。
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ひぐさん(プロフ) - ぴうぱさん» 有難う御座います！とても嬉しい限りです。 (2020年5月25日 16時) (
レス) id: dcd65c88e0 (このIDを非表示/違反報告)
ぴうぱ(プロフ) - 続編おめでとうございます！世界観に惚れました…。これからも応援してます！頑張ってください！ (2020年5月25日 16時) (レス) id: a061e21708 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひぐさん | 作成日時：2020年5月25日 10時
