仲間とはなんぞや ページ7
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もう…殺して復活するというのが何回続いたことだろうか。
私は疲れてしまっている。
彼らもまた、疲れているようだ。
どうやら復活しても体力まで戻る、ということはできないらしい。
安心っちゃあ安心したけど…
「くっそ…!!」
私は大鎌を取り出してこっちに来る勇者を斬っている。
「ハァ…ハァ…食らえっ!!」
息切れをしながら斬りかかってくるサッカーの青年。
それを避け、グサリと一突き。
「次は俺が…!!」
薄い茶髪の青年が来る。
それを、刺す。
「こっちからも…!!」
走ってくるニット帽も、刺す。
…そう。さっきからこれの繰り返しなのだ。
もうヤダ。早く帰って。
「くっ…!自I殺してまた復活しなければ…!!」
そう言って死んでいく金髪の勇者。
瞬間、嫌と言うほど見てきた勇者達が出現する。
「チワワは黙れ！」
「不人気は怖い！」
「くそクリーパーは気配消すな！」
「クズは死ね！」
「JKは嘘だろ！」
「いや、復讐とかしなくていい！」
「面白くないんだよ！」
「小っさいわ！」
「後輩君はもう少し先輩に優しく！」
「パンツ履け！」
「有能は永眠しろ！」
「ハイハイハイ、金髪は興奮しない！」
戦っているうちに勇者達の性格や特徴などがわかってしまった。
ごめん神…私もう…ムリだわ。死ぬわ。この世終わるわ…。
私は諦めかけていた。
その時だった。
バァンッ!!
乾いた音が耳に入って私は我が目を疑った。
「うおっ!？」
サッカーの青年が声を上げる。
皆の動きは、止まっていた。
「…え、え…？」
勿論、この声は私だ。
今の頭の中は不思議でいっぱい。
だって、
ヘルメットの青年が
サッカーの青年に向かって
ライフルを撃っていたから。
「ちょ、ショッピ!!」
サッカーの青年が撃ったヘルメットの青年を見る。
「何すか？」
クッソ冷静な声には殺意が込められている。(確信)
「なに撃つねん!!普通魔王やろ!!？」
…まぁ、そうですね。普通は私を撃ちますよね。わかります。
「邪魔だったんで。あと、死んでください」
容赦なくサッカーの青年を撃ちまくるヘルメットボーイ。
おぉーがんばってよけてるぅー…じゃなくて!!
え？仲間じゃないの？？仲間なら協力して私を倒さなきゃ…
「ﾋﾋｯ、おもろいことしとるやん!!」
あっ…(察し)
一番近付かせたらいけない人が争っている2人の中に…
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名月 - 亜業ｻﾝさん» 同じ青森出身、というだけでめちゃくちゃ嬉しいです！！更新、頑張りますね！！！ (2019年8月4日 17時) (
レス) id: 4c76c89200 (このIDを非表示/違反報告)
亜業ｻﾝ(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます!貴方の作品はとても面白いので次の更新が待ち遠しいです!同じ青森出身なので頑張ってください! (2019年8月4日 14時) (レス) id: a37714ed05 (このIDを非表示/違反報告)
名月 - ここさん» ありがとうございます！！番外の方も期待していてください！！ (2019年7月26日 20時) (レス) id: 4c76c89200 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - 最高すぎ、更新楽しみやわ。 待っとるでww (2019年7月24日 1時) (レス) id: fb4821fb61 (このIDを非表示/違反報告)
名月 - (名前)ワンザさん» 嬉しいです…！！ (2019年7月22日 20時) (レス) id: 4c76c89200 (このIDを非表示/違反報告)
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