チートって酷いね ページ6
Aside
こ、こんなの…倒せるはずねぇよ…!!
でもやらないとこの世終わるしな…
と、とにかく、今はこいつらと殺り合うのは無理だ。
策が無い。
逃げよう…!!
私は窓の近くへ移動し、逃げようとする。
が、緑の青年が立ち塞がり、逃げられない…!
「よそ見とか余裕やんけ」
「…っ…!!」
真横からの攻撃をすんでのところで避け、距離を取る。
しゃ、シャベル…!？え、武器にシャベル使んの!？
襲ってきたニット帽の青年は舌打ちをし、こっちを睨む。
殺意高っ!
「避けんなや」
「避けるに決まってるだろ!!」
後ろから飛んでくる弾丸をナイフで弾きつつ、反論する。
決して私が悪いわけでは無い筈。
こいつらが悪いんだ。
ヘンなこと言ったりチートな能力使ったり…!
「めう〜じゃあ話し合うか？」
そう言いながら銃を打っ放すトルコ帽の青年。
「もっと穏便に話したいなっ!」
投げられた爆弾を彼らに投げ返す。
ボカンッと大きな音が鳴り、半分がいなくなった。
残りは…緑と赤マフラー、金髪、ヘルメットに刀、小っさい人。
「ちっ…俺が死なないとあいつらが復活しないのに気付いたか…」
「生憎そこまでバカじゃないんでっ!」
ナイフを浮かせ、残りの奴らを狙う。
しかし、緑の青年と赤マフラーの青年が全てを弾き飛ばした。
「なぁ、舐めとるん？こんな攻撃、もう効かんわ」
「はえ〜攻撃パターンが少ないとか雑魚やん」
言葉の割には笑っている緑と目が全然笑っていない赤マフラー。
…てか、別に舐めてないし…。
一応魔王だから雑魚じゃないし…。
そんなことを思いながらヤリで刀を押さえ、空いている手にナイフを持ち、弾丸を弾いたり強い２人の攻撃を躱したり…大忙しだ。
…こんなチートすぎる勇者達をどうやって倒せばいいの？
私わかんないんだけど…。
何なら今すぐ逃げたいんだけど。
「あっ」
手が滑って全員を抹殺してしまった。←
瞬間、生き返る彼ら。
「食らえ、魔王…!!」
サッカーのユニフォームを着ている青年が斬りかかってくる。
「っ」
少しだけ頬を掠めた。
「よっしゃ、一発!!!」
私が怯んだところへグルグルメガネの青年が銃を打っ放す。
「おっと」
それをギリギリで躱すも、金髪の勇者が隙を見て攻撃を。
流石にキツくないか…？これ。
苦笑いしながらナイフで弾丸を弾く。
しかし、左右から緑の青年と赤マフラーの青年が来て攻撃してくる。
ヤリで何とか押さえ込んでいるが…弾丸がしつこい。
誰か助けて。
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名月 - 亜業ｻﾝさん» 同じ青森出身、というだけでめちゃくちゃ嬉しいです！！更新、頑張りますね！！！ (2019年8月4日 17時) (
レス) id: 4c76c89200 (このIDを非表示/違反報告)
亜業ｻﾝ(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます!貴方の作品はとても面白いので次の更新が待ち遠しいです!同じ青森出身なので頑張ってください! (2019年8月4日 14時) (レス) id: a37714ed05 (このIDを非表示/違反報告)
名月 - ここさん» ありがとうございます！！番外の方も期待していてください！！ (2019年7月26日 20時) (レス) id: 4c76c89200 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - 最高すぎ、更新楽しみやわ。 待っとるでww (2019年7月24日 1時) (レス) id: fb4821fb61 (このIDを非表示/違反報告)
名月 - (名前)ワンザさん» 嬉しいです…！！ (2019年7月22日 20時) (レス) id: 4c76c89200 (このIDを非表示/違反報告)
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