仲間がいっぱい ページ37
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「ヒラ、おはよう」
食堂の扉を開けて、中央の椅子に座っているヒラに挨拶をする。
挨拶は大事だからね。
hr「おはよう、Aちゃん。ここに座って」
優しい表情でヒラは自分の席に近い椅子を指差した。
私は大人しくそこに座る。
左にヒラ、目の前にフジ、右に…
gt「おはよう、A」
ガッチさん。
「おはよう、ガッチさん。久し振りだな」
忍者のような格好をしている彼にも挨拶をする。
gt「うん、久し振りだね。元気だった？」
「まぁ…元気、だったかな」
gt「国王から聞いたよ〜？ヘンな勇者に狙われてるんだって？」
「あぁ。昨夜もその一人がここに来た。キヨとこーすけに助けて貰ったよ」
fj「こーすけから聞いて焦ったよ。もう場所がバレてるなんてね」
「ホントだよ…」
マジで昨日は疲れたんだぞ。
キヨも一緒に追い掛けてきたし。
hr「ねぇ、Aちゃん。昨夜叫び声を上げたでしょ？それってゾムっていう人が来たから？」
「そうだ」
hr「なのにどうして虫って誤魔化したの？」
「…脅されました。言ったら仲間を呼ぶぞって」
あのですね、ヒラさんの笑顔がとても怖いんですよ。
嘘は良くないよって言ってるんですよ。
hr「何か言うことは？」
「嘘を吐いてすみませんでした。次から気をつけます」
hr「よろしい」
gt「Aも大変だねぇ」
「それ思ってないだろ」
そんな他愛ない会話をしていると、食堂の扉が開いた。
キヨとレトルト、こーすけ、それから…
us「よっ、A」
「おはよう、牛沢」
牛のかぶり物をしてメガネをかけている青年、牛沢が入ってきた。
ky「レトさん達来んの聞いてないんだけど…」
げんなりしているキヨが言った。
rt・gt・us・hr「言ってないもん」
そうだよな。
キヨは私と一緒に寝てたもんな。
知るわけないよ。
キヨは悪くない。うん。
でもレトルトに何かをしたから君は朝から叫び声を上げたんだろ？
なら、少しは君も悪いね。
ky「A、お前…何気に楽しんでるだろ」
「あ、バレた？」
キヨが怒られてるとスッキリするんだ。
ky「はぁ…早く飯食って荷造りするぞ。いつ来てもおかしくないんだから」
「はぁーい」
その後、フジの作ってくれた朝食を食べ、荷造りをし、いよいよ国を出ることになった。
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名月 - 亜業ｻﾝさん» 同じ青森出身、というだけでめちゃくちゃ嬉しいです！！更新、頑張りますね！！！ (2019年8月4日 17時) (
レス) id: 4c76c89200 (このIDを非表示/違反報告)
亜業ｻﾝ(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます!貴方の作品はとても面白いので次の更新が待ち遠しいです!同じ青森出身なので頑張ってください! (2019年8月4日 14時) (レス) id: a37714ed05 (このIDを非表示/違反報告)
名月 - ここさん» ありがとうございます！！番外の方も期待していてください！！ (2019年7月26日 20時) (レス) id: 4c76c89200 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - 最高すぎ、更新楽しみやわ。 待っとるでww (2019年7月24日 1時) (レス) id: fb4821fb61 (このIDを非表示/違反報告)
名月 - (名前)ワンザさん» 嬉しいです…！！ (2019年7月22日 20時) (レス) id: 4c76c89200 (このIDを非表示/違反報告)
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