助けて。ほんとに助けて ページ26
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zm「ん〜…グルッペンの命令？で、Aのあとをつけた」
嘘だろ…。
え、じゃあ私、何処にも逃げられないじゃん。
げんなりしている時。
hr「Aちゃん!!今の叫び声はなに!!？」
「!!」
ヒラがこの部屋の扉を叩いて私に何があったのかと聞く声が聞こえた。
確かに、大きな声をあげたからな。
というかこれは助けてくれる!!
「ヒｒ」
ヒラ、と言おうとしたが最後まで言えなかった。
理由は簡単。
ゾムに、口を押さえられたから。
キッとゾムを睨む。
何をするんだ、こいつは。
zm「…しーっ。俺のこと、言うつもりなんやろ？」
だったら何だというのだ。
お前がこの部屋に入ってきたから私は助けを求めているの!!
わかる!？
hr「どうかしたの、Aちゃん!!返事して!!」
zm「……返事するだけやで。俺がいること言ったら…他の奴らを呼ぶからな」
それだけは勘弁してほしい。
やめて、彼らを呼ぶのは。
君１人でもかなり怖いから。
コクコクと首を縦に動かして、解放してもらう。
「ぁ…だ、大丈夫だ。少し大きな虫が入ってきて驚いただけ。心配ないよ」
声は震えていないだろうか…。
hr「…そう？虫、もう出て行った？」
ヒラの心配げな声。
少しだけ、彼に嘘を吐いたことに罪悪感を覚える。
「うん。燃やした」
hr「ならいいけど…じゃあ、おやすみAちゃん」
「おやすみ、ヒラ」
…ヒラの気配が消える。
私は振り向いて緑色の悪魔を見る。
ニタニタと笑っている彼は、この国に負けないぐらい狂気染みている。
怖い。この上なく怖い。
zm「んふふ、ごきょーりょくありがとう」
頭を撫でてくる彼の手を払って相手を威嚇。
zm「なあに？構って欲しいん？」
いや、誰がそんなことを言った。
zm「んーグルッペンにはAを見つけたらすぐ戻ってこいって言われとるけど…ええよな？」
「うん？何ｇ…」
瞬間。
視界が反転し、目の前には整った顔のゾムと天井。
ふかふかしているから、ベッドの上だろうか。
呑気にそんなことを考えていると、ゾムの顔が迫ってきた。
そのことに今の状況を改めて把握。
自分は今…ゾムに押し倒された…？
…いや、私の考えすぎか…
zm「…Aってもしかして鈍感？無防備すぎなんやけど」
呆れられた。
え、私が悪いの？？何かした？
zm「まぁ、抵抗しないんなら遠慮無く喰うけど…」
その言葉でどうしてゾムがこんなことをしているのかわかった。
「いやっ、退けっっ!!」
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名月 - 亜業ｻﾝさん» 同じ青森出身、というだけでめちゃくちゃ嬉しいです！！更新、頑張りますね！！！ (2019年8月4日 17時) (
レス) id: 4c76c89200 (このIDを非表示/違反報告)
亜業ｻﾝ(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます!貴方の作品はとても面白いので次の更新が待ち遠しいです!同じ青森出身なので頑張ってください! (2019年8月4日 14時) (レス) id: a37714ed05 (このIDを非表示/違反報告)
名月 - ここさん» ありがとうございます！！番外の方も期待していてください！！ (2019年7月26日 20時) (レス) id: 4c76c89200 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - 最高すぎ、更新楽しみやわ。 待っとるでww (2019年7月24日 1時) (レス) id: fb4821fb61 (このIDを非表示/違反報告)
名月 - (名前)ワンザさん» 嬉しいです…！！ (2019年7月22日 20時) (レス) id: 4c76c89200 (このIDを非表示/違反報告)
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