歪 (JW 赤×青) (ページ44)

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Junta

それからしげは話して泣いて疲れたのか、ぐったりとしていて、

ご飯食べられてる？

何して過ごしてるん？

なんてたわいもない話をしていた。

そして意を決したように、しげが口を開いた。

『………流星、…元気にしてる？』

黄「……元気、とは言えへんかな」

嘘はつきたくないから正直に伝える。

『…そっか、………俺のせいやんな、俺がっ、』

紫「……しげちゃん。流星はゆっくり時間をかけてまた前を向けるように頑張ってるで」

黄「しげも知ってると思うけど、今流星は仕事を休んで自宅で過ごしてもらってる。メンバーやマネージャーも定期的に様子を見に行ってるから安心して」

………この言葉を言って少し後悔した。

しげは流星がメンバーでさえ誰かと2人になるのが嫌やったんやもんな。

それが原因でこうなった訳で……と内心少し焦っていたら、

『みんなが流星に会いに行ってくれてるんか…。それならよかった』

と心から安心したように言ってくれたから、しげの中でも何かが変わったのかもしれへん。

連絡したり、長く話すだけでもあかんって流星は言うてたから、今のこの状況は前のしげやときっと受け入れられへんかったはず。

……気持ちがいい方に変わってるならよかった。

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