爆豪くん ページ31
夏だ！海だ！自主トレだ！！
夏休み初日。
朝6時からジョギングをする。
お盆の帰省まで日があるから、しっかり身体を動かそう。
『いい汗かいた！！』
1時間ほど走って寮に戻ると、エントランスに爆豪くんがいた。
『爆豪くんもジョギング？』
「ッセ！悪いかよ」
『相変わらずだなあ』
爆豪くんのリアクションに苦笑すると、ギロッとこっちを見た。
「お前、今からちょっと付き合えや」
『はい？ちょ、爆豪くん！？』
連れていかれたのは学校の訓練室。
『なに突然』
「テメェの個性、俺にぶつけろや」
『なぜ急に』
唐突な出来事に頭が追い付かない。
「…前の訓練、忘れたとは言わせねえぞ」
あ〜、轟くんとペアで爆豪・上鳴ペアに勝っちゃったやつ。
「あんなんまぐれだって証明してやんよ！！」
そう言って向かってくる爆豪くん。
もう！心の準備ができてないってば！！
爆豪くんの派手な爆破に吹き飛ばされそうになる。
けれど、
「っ！！」
爆豪くんが近づいたところで、爆豪くんの手の周りに水を纏わせた。
『新技！』
私の周囲半径３ｍ以内に近づいた人に、水を纏わらせることができるようになりました！！
はい！！
手から爆破させる爆豪くんの動きを止めるにはうってつけ！！
「ほう…でもよ
そんなん効かねえぜアホ！！」
『あちゃ〜…』
私の水を上回る爆破で看破してきた爆豪くん。
結果、
私がギブアップ。
「ハッ！やっぱり前のはまぐれだな！！」
『くっそ〜』
でもなんやかんやで善戦した！
2回は攻撃を当てられたし。
『次は負けないからね爆豪くん！』
「次なんてねえよバカが！！」
『もう…』
とりあえず刺々しいこと言うよなあ爆豪くん。
私が呆れていると、爆豪くんが私を見た。
「お前、そうやってやってたほうが、らしいわ。」
『え？』
「昨日から死にそうなツラしやがって。
そのまま死ね！」
どゆこと。
私が頭に？を浮かべていると、爆豪くんが頭を掻いた。
「だから！そうやって言いたいこと言って笑ってた方がマシだっつってんだわ。
半分野郎と何があったか知んねえし興味もねえけどな」
あ、そういうことか。
爆豪くんなりに気を遣ってくれてるんだ。
理解するのに10秒かかったわ。
『ふふっ。ありがとう爆豪くん』
「アァ！？勘違いすんな！
俺の背後の席でしけたツラされるとウゼエんだよ！！」
『わかった』
爆豪くんとわーわーしゃべっていたら、轟くんと緑谷くんが通りかかった。
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mayu(プロフ) - ひつじのもふもふﾁｬﾝさん» なんて嬉しいお言葉…！！ありがとうございます！鼻血止めてください！笑 (2021年7月12日 6時) (
レス) id: 72c3be9abf (このIDを非表示/違反報告)
ひつじのもふもふﾁｬﾝ - すごい……胸が…ドキドキするです！！！もう、鼻血止まんないかもしれない（）無理の無いように頑張ってくださいね！！ (2021年7月11日 23時) (レス) id: 89115c5d0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mayu | 作成日時：2021年6月28日 23時
