告白 ページ28
『う〜頭痛い…』
これが二日酔いってやつかぁ。
なんて思いながら痛む頭を押さえる。
やおももちゃんのチョコレートを食べてからの記憶がない。
お酒が入っていた？っていうのは聞いたけど、そんなにはいっていたのかなぁ。
「おい酔っ払い女！」
『水出し女のほうがマシだったわ〜…
なに？爆豪くん』
「なにじゃねえよ早くプリントまわせや」
おっと。ぼんやりしていた。
『ごめんごめん！』
「チッ」
「大丈夫か水野」
轟くんが心配そうに見てくる。
『大丈夫。ごめんね部屋まで送ってくれたんだって？』
「ああ。なあ、水野…
昨日のこと、何も覚えてねえのか？」
『うーん…チョコレート食べてから轟くんが声かけてくれたところまでは覚えてるんだけど…？？』
「そうか」
なんだか残念そうな轟くん。なんだろ。
不思議に感じていたら、教室のドアが開いた。
「あ、あの、轟くん…いますか？」
普通科の女の子だ。
髪が長くて、スラッとしている美人…
上鳴「ま〜た轟ファンかよぉ」
峰田「イケメンはいいよなぁおい」
『…告白、されるのかな』
私の一言にお茶子ちゃんとやおももちゃんが目を見合わせた。
麗日「Aちゃん気になるん？」
『いや〜相変わらずモテるなぁって』
やおもも「心配ではありませんの？」
『え、心配って…なんで？」
芦戸「そりゃ〜ねえ！」
三奈ちゃんがニヤッと笑った。
芦戸「あ、帰ってきたよ轟！早いな」
何事もなかったかのように席に戻ってくる轟くん。
「水野、今日自主トレするよな」
え、唐突。
『そりゃまあ。ってか告られたんじゃ…』
「あ？ああ、断った。
いまそんな余裕ねえしな」
余裕ねえし
なんだかその言葉にズキっと心が痛む。
切島「やっぱモテるやつはちげえなあ！
なあ爆豪！！」
爆豪「俺に振るなクソが！
半分野郎が浮かれてる間に俺はどんどん先に行ってやんからよ！！」
轟「浮かれてねえ。
じゃあ水野、放課後な」
『うん…』
なんだかやだな。
なんだろうこの気持ち。
しっくりこないや。
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mayu(プロフ) - ひつじのもふもふﾁｬﾝさん» なんて嬉しいお言葉…！！ありがとうございます！鼻血止めてください！笑 (2021年7月12日 6時) (
レス) id: 72c3be9abf (このIDを非表示/違反報告)
ひつじのもふもふﾁｬﾝ - すごい……胸が…ドキドキするです！！！もう、鼻血止まんないかもしれない（）無理の無いように頑張ってくださいね！！ (2021年7月11日 23時) (レス) id: 89115c5d0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mayu | 作成日時：2021年6月28日 23時
