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紛れ物:2 7月24日 夜 ページ8
敵の攻撃を守るために戦闘の準備を始める一方、石切丸から、祟りの話の続きを聞いた。
石切丸「髪の毛には、その祟りできやすいんだ。恐らく、心の臓が危うくなっているのも木箱を 触ってしまったときに君に憑いてしまったようだ。髪には人の想いが集まりやすくてね、審神者であった人間は、本丸の襲撃を受けたことによる憎悪や嫌悪が祟りになってしまったようだ。」
石切丸からは、あまり木箱に近づかないようにも言われてた。祟りが強くなってしまうらしい。
Aは石切丸と加州が退室した後、夜でも寝間着のまま、本丸の庭をうろついていた。
もうどうすればいいのかわからなくなってしまった。負けイベント確定だ。レベルがカンストでも敵わない敵だ。Aの本丸も決して弱いというわけでもないが、レベルがカンストの刀剣男子も少なく、まだ全ての刀剣男子を揃えていない。
どうやって抗えばいいのか、気が付けば目には熱いものがこみ上げてきた。
「おっ、こんなところにいたのかA。」
振り返ると、そこには白く、黄色い目が夜の月明かりによって輝いている
鶴丸国永が立っていた。
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作者名:しぐれん | 作成日時:2016年7月15日 20時