味見【乙骨憂太】

味見 ページ8

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『ちょっ、ちょっと待てストップ』



「うん？大丈夫、怖くないよ」




いやお前目がっ、目がなんかアレなんだけど！？(語彙の喪失)
狩られそうなんだけど！？なに今から殺されるの？！怖いんだけど？！？！どうなんだいっ！！！



そんなこんな頭の中でパーティーしてたら、顔と顔が触れ合いそうになるくらい近くなってた。なに？キスでもすんの？？待っってファーストキスは人外がいいカナ！！！嘘です



オイオイ、憂太さんをこんなんにした困ったベイビーちゃんは誰だい？私だよどうしてくれんだ。頭抱えたい



やってみてよ、と頼んだ私が悪い と思い覚悟を決めて憂太がこれからすることを大人しく待つ…いやちょっと逃げたいカモ……





「＿＿なんちゃって」



『へっ』




コツン、とおでことおでこがぶつかって止まったと共に私の間抜けな声が教室に響いた



憂太はさっきまでしていた狩りをするような目とはうってかわり、へにゃりとした優しいいつもの目に戻っていて、「少しはドキドキしたかな？」と頬を人差し指で掻きながら私に聞いてくる



うん、(殺されるかと思って)ドキドキした……と伝えると少し嬉しそうに笑った…え？お前マジで殺そうとした？いつでもこうやって殺せるぞって警告？？？おっそろしい奴だな、これが特級か……



てかこの場面同級生(悪ノリ3人組)と五条先生(クズ)に見られたら終わるな…あれ、これフラグじゃね？(フラグ)




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