味見【乙骨憂太】

味見 ページ26

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『彼シャツが地雷なのか…？もう二度としない』





漸(ようや)く憂太による写真会(不本意)が終わり、廊下をフラフラと歩く。




そろそろ私は踏んできた地雷原をまとめたらいいと思う……なんかめんどうくさそうだなやめよ(決意弱い)



とりあえず、私を見捨てた同級生達は絶対許さないからな……特にパンダ、テメェは丸洗いの刑だかんな？？？










同級生への恨みをブツクサと言いながら歩いていると、背筋がスッと冷えた気がした。






バッと後ろを振り返るとそこには五条先生が右手を上げて手を振ってた。





『……なんだ五条先生か』



「なんだってなんだ、なんだって」


もーこのGLG(グッドルッキングガイ)を昼間から見られたのに〜！とぷんぷんっ！してる。うっ、うわ〜〜〜！！！三十路近い男のぷんぷんっ！はキッッッツい……





『何の用ですか…？』




ちょっとウザくなり始めたので、とっとと本題に移そうと話をぶった切った。



話をぶった切ると五条先生は「あ、そうそう〜」といつもの緩い感じで話を始めた。はよ話せ。





「A、準一級の推薦が来たよ」




『っえ、、』








「で、受ける？」




『お気持ちは有難いのですが断ります。


私は準一級の実力を持っていないですし その覚悟も持っていません、それにこれ以上めんど、重い任務受けたくない。』




「後半が本音だよね？」



しかも面倒くさいって言いかけたよね？とジトっと私を見てくる。目隠ししてるから見てんのか知らないけど。



いやぁ………………なんのことだかサッパリだなぁ……




そう言い スッと窓の方を見て空を眺めていると「そういえば憂太とどうなの〜？」とキャピキャピしながら聞いてきた。ｳｯﾜｯｯｯ！！なんで知ってんのこの人！！！！！






「は？つまんな」


『教師として以前に人としてどうかと思うよ先生』




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