ほくほく短編集。3 (ページ15)

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「んふふ、じぇしーっ！」

ジ『なぁに北斗！』

俺が飯を作ってる間、ずっとこの掛け合いしてんの笑

「ジェシー好き！」

ジ『俺も好きぃ！！』

……俺の事を忘れて楽しんでて、少し心が痛い笑

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『飯できたー』

ジ『YEAH!!こーちのご飯！！』

うるさい2人も、真剣にガツガツご飯を食べ始めた。

そんな急がなくても逃げねぇって笑笑

「……もう、おなかいっぱい、」

『…そうだ、北斗調子悪いんだった、！！』

うるさかったから、すっかり忘れて胃に重たい物を作ってしまった。

『うん。よく食べたね』

「残してごめんなさい…」

『いや、俺が何にも考えないで作ったから。』

『風呂入って寝よっか？』

「ん、！」

パタパタと足音を立てて風呂へ走っていった。

あれでも熱あるんだよ笑

．

3人とも風呂に入って、ベッドに入る。
ジェシーは申し訳ないけどソファーで。笑

すると、北斗が口を開いた。

「ジェシー、ここ」

そう言って昼みたいに、布団の中を指さす。

ジ『入っていいの？！』

「1人やだもん」

ジ『北斗かわいい〜！！突入！！』

ほんとコイツら、仲がいい。

「あったかいね……」

そう言った北斗の目は、ほとんど閉じかかっていた。

親がいなくたって、いいのかもしれない。

︎︎

俺らがその分そばに居てやればいいから。

︎︎

．．

結局ほくじぇになってしまった。(

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