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You side
『さ、お風呂沸かしたから入っちゃってね!特に寝坊するころジェルは最初の方に入りなさいよー』
ころジェル「「はーい…」」
この2人いっつも遅刻ギリギリの時に起きるんだよねー
ちょっと待って!あともう少し!が何回も続くからるぅとに殴られる2人を何回も見てきた
ななもり「お姉ちゃん、俺少し仕事してくるね!」
『ん、わかったよー』
チャンス!昼間は忙しくて聞けなかったから今聞こう
なーくんが部屋に入って数分後、私はノックした
コンコン
『なーくん、私だよー入っていい?』
ガチャ
ななもり「お姉ちゃん?どうしたの?」
『なーくん、昼間の莉犬との会話聞いてたでしょ?』
なーくんはあっ、という顔をした
ななもり「うん、聞いて、た」
『なーくん、あのね私は甘える子が好きで甘えない子が好きじゃない訳じゃないの。我慢してないかなって思ってるんだ。なーくん頑張りすぎちゃうから心配だったの』
なーくんは俯いて黙ってしまった
なーくんをそっと抱きしめる
ななもり「お姉ちゃ?」
『なーくん、大好きよ』
なーくんを優しく抱きしめていると少し肩が濡れてきた
ななもり「ごめん、お姉ちゃん、俺兄弟の中で1番上だから、素直になれなくて、お姉ちゃんに、心配させてごめんね、、グズッ」
こんなにも我慢させていたなんて
私もダメなお姉ちゃんだ
『ごめんね、なーくんにいっぱい我慢させちゃってた。ごめんね、ごめんね』
ななもり「お姉ちゃん、もう少しこのままでいて、」
『いいよ、ずーっとこうしていてあげる』
私となーくんはベットで寝転んでぎゅっ、と抱きしめたままそのまま寝てしまった
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莉犬side
莉犬「兄ちゃん、風呂いいよー…」
兄ちゃんのドアを開けた時、姉ちゃんの匂いがした
俺鼻いいからね!!
莉犬「兄ちゃんと、姉ちゃん?」
2人ともギューして寝てる、いいなー
俺は2人に布団をかけて部屋を出てった
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作者名:おもち | 作成日時:2023年7月20日 13時