プレゼント ページ45
You side
『え?』
いきなり目の前に弟達が現れるから声を失った
莉犬「姉ちゃんびっくりした?」
口をぽかんと開けている私に莉犬が話しかけてきた
『うん、びっくりした。皆いつの間に用意してたの?』
私がそう言うと皆にやにやしながら話すか話さないかという事を言っている
ころん「お姉ちゃん何も覚えてないの〜?」
ジェル「こんな物まで残しといてな〜」
そう言って渡されたのは額縁に入った絵だった
『なに?これ』
るぅと「じゃあこれも見せてあげますよ!」
と言って見せられたのはビデオだった
『がおー!』
莉犬「Aちゃんたのちいでちゅか〜?」
『あぃ!!』
ななもり「何で遊んでるのー?」
『わんわん!』
てゆう動画を見せられた
『なるほどね、効率よくサプライズをする為に私に薬を飲ませて小さくしたのね』
さとみ「そーゆーこと、姉ちゃんまだあるよ」
さとみがそう言うと皆がこそこそし始めた
ジェル「まずは俺達から!」
ジェルとるぅとから小さな箱が贈られた
箱を開けると小さなイヤリングが入っていた
『これ、ジェルとるぅとが選んでくれたの?』
るぅと「そうですよ!Aねぇに似合うかなって!」
『ありがとう、とっても嬉しいよ!』
私はそのイヤリングをさっそく耳につけた
ジェル「姉ちゃん似合ってるで!じゃあ次は」
ころん「僕達から!」
ころんとさとみから少しだけ大きくなった箱を渡された
そこには小さなネックレスが入っていた
『凄く綺麗、ありがとう2人共』
さとみがネックレスを取り、私に付けてくれた
『さとみありがとう』
さとみ「どーいたしまして」
最後に莉犬となーくんから大きな箱をもらった
莉犬「はい!姉ちゃん!」
ななもり「開けてみて!」
2人から急かされて開けてみると
『これ!』
私が気になっていたワンピースだった
莉犬「姉ちゃん着てみて!」
『ちょっとまっててね〜』
私は洗面台に移動して着替えてきた
本当に綺麗なワンピースだった
白いサラッとした生地のシャツ風ワンピースの上にふわっとしたレースが重なって夜空が描かれている
私はそれに似合うようなメイクをして髪を緩く巻いて皆の所へ戻った
『お待たせ、どうかな』
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作者名:おもち | 作成日時:2023年7月20日 13時