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るぅと side
Aねぇの誕生日の前日、もう皆飾り付けなどをやっていた
『にに!あい!』
莉犬「ありがと〜!」
Aねぇも積極的に手伝っている
ころん「お姉ちゃんがやる意味あるのかな?」
さとみ「本人がやりたがってるしいんじゃね?」
確かに、Aねぇの誕生日なのにいいのかな?
そんなこんなで少し休憩を摂ることにした
今はお昼なので皆でご飯を食べている
莉犬「お姉ちゃん口開けて〜」
『あー』
小さい口で一生懸命食べようとしている姿に皆ほっこり
ななもり「お姉ちゃん、ご馳走様でしたは?」
『…た!』
まだあまり話せないのかご馳走様でしたの”た”だけしか言えてなかった
さとみ「姉ちゃん昼寝すると思うから早くやっちゃおうぜ」
るぅと「そうですね!Aねぇ、お昼寝の時間ですよ〜」
Aねぇは口を開けてフワァ、とあくびをした
莉犬「俺寝かせてくるから、先始めてて〜」
「「「「「は〜い」」」」」
僕達はプレゼントの確認や途中だった部屋の片付け・飾り付けを再開した
作業が終わったのは夕方位だった
ころん「お姉ちゃん起こしてきたよ〜」
『……zz』
Aねぇは半目でぼーっとしてる
莉犬「姉ちゃん、起きて〜」
『は、よ…』
ななもり「お姉ちゃん、ご飯できたから食べよ〜」
Aねぇをななにぃ達に預けて僕達もご飯を食べた
『ちた!』
ななもり「はい!美味しかった?」
『う!よちゅでちやちた!』
莉犬「よくできましたかw良かったね〜」
よくできましたは噛み噛みだったけど、頑張って言っているのが伝わって皆笑顔だった
さとみ「明日で姉ちゃん20近く年上がるのか」
るぅと「可愛いから綺麗になっちゃいますね」
僕は末っ子だから小さい子が大きくなる所を見るのが少し楽しみだ
ジェル「あ、そういえば姉ちゃん学校と家では態度違うって聞いたんよ」
ジェルにぃが尾宅さんから聞いた話によると、学校では男子とあまり話さないような人だったらしい
理由を聞いたら僕達が嫉妬しちゃうからのこと
莉犬「確かに、るぅとくん達が小さい時姉ちゃん男の子と遊んでたら姉ちゃん取られたって大泣きしてたもんねw」
ななもり「確かに!wでも莉犬君も半泣きだったよ〜?」
莉犬「それは言わないで!」
ジェル「姉ちゃんモテモテやな〜」
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作者名:おもち | 作成日時:2023年7月20日 13時