6人の天使【STPR】

合流 ページ42

ころん side


るぅと「これはどうですか？」




ななもり「こっちもいいよね〜」




僕達が小物を選んでいると、お兄ちゃん達がやってきた




莉犬「そっちはどお〜？」




るぅと「今選んでる所です！」




お姉ちゃんがお兄ちゃんに降りたいという指示を出してこちらに歩いてきた




『にぃに！』




お姉ちゃんがてちてちと歩いてこちらに向かってきた




ジェル「ん〜？どしたん？」




『きりゃきら、きれ！』




そういうものに興味があるのか興奮しているように見えてくる




ジェル「綺麗やね〜」




ジェルくんに向かって話しかけるお姉ちゃんは、手をぱちぱちさせながら話している




そのまま僕とるぅとくんと手を繋いでお店の中を歩いていった




るぅと「綺麗ですね、どれが好きですか？」




『う！』




お姉ちゃんは小さな星の髪飾りを指さした




ころん「Aちゃんはこれがいいのかな〜？」




『こりぇ！こりぇ！』




一生懸命歩いて持ってきてくれた




『あぃ！』




るぅと「ありがとう！」




それをるぅとくんの手に乗せて満足そうな顔をした




さとみ「もう帰ろうな〜」




うぅ、と声を出して頬を膨らます嫌がるお姉ちゃん




ななもり「そんな顔してもダメ！でも、髪飾り買って帰ろっか！」




最後の言葉に反応したのか元気な声でお姉ちゃんは返事をした




『にぃに！にぃに！』




ころん「よかったね〜」




るぅと「ころにぃ、Aねぇ落とさないでくださいよ？」




僕は今お姉ちゃんを抱っこしている





ころん「お姉ちゃん暴れないで〜」




髪飾り貰ってテンションが上がってるのか動きが激しい




ジェル「よっぽど嬉しかったんやな〜」




そう言ってジェルくんはお姉ちゃんの頭を撫でた




家に着くと元気に歩き回るお姉ちゃんをみんな微笑ましく見ていた




僕達はお姉ちゃんと人形遊びをしている




『がおー！』




中でも狼がお気に入りだそうだ




莉犬「わんわん！仲間に入れてわん！」




『あい！』




ころん「僕も入れて欲しいな〜」




『め！がぶ！』




僕のヤギぬいぐるみはA狼に食べられました




ジェル「わが兄弟いいいいいいいいいいい！！」




ジェルくんがふざけると、お姉ちゃんはきゃっきゃと笑った




お兄ちゃん達が話すには、誕生日の日にお姉ちゃんを元に戻すらしい




ころん「お誕生日もうすぐだね」



『？あい！』

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