6人の天使【STPR】 (ページ39)

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夜泣き？ページ39

さとみ side

姉ちゃんが小さくなって１時間が経過した

『……』ｶｸｶｸ

莉犬「あれ、眠い？」

姉ちゃんがころんの膝の上で頭を上下に小さく揺らしている

ななもり「もう8時だもんね、そりゃ眠いか」

莉犬「俺達姉ちゃん寝かせてくるから、風呂はいっててね～」

「「「はーい」」」

兄ちゃん達が姉ちゃんを寝かせに部屋へ向かった

ころん「ところで、この耳いつ治るの？」

さとみ「確かに、いつ治るんだろう」

そんな事を話している間に、るぅとが風呂から上がってきた

るぅと「さとにぃお風呂いいですよ～、あと水をかぶると元に戻るみたいです」

そう言われるぅとの頭を見てみると、ハムスターの耳は無くなっていた

ころん「ほんとだ、じゃあもう耳生えてこないのかな？」

ジェル「そこんとこはよう聞いてなかったな～」

さとみ「とりあえず、風呂はいっちゃおーぜ」

そんなこんなで皆風呂にはいって時間が経った頃

俺達はコロナが流行って学校が休みだから夜ふかしている

『ぅぇぇ…』

さとみ「ん？なんだ？」

奥の方から小さな泣き声が聞こえてきた

ななもり「あ、お姉ちゃんかな」

莉犬「もしかして夜泣き？」

るぅと「夜泣きにしては早すぎませんか？まだ11時ですよ？」

確かに、大抵の子は日付を超えてからだ

ななもり「ちょっと見に行ってくるね～」

兄ちゃん達が姉ちゃんの部屋へ向かって行った

～3分後～

『ん、うぅ、』ｸﾞｽﾞｯ

兄ちゃん達が姉ちゃんを居間へ連れてきた

莉犬「姉ちゃん、誰もいなくてびっくりしちゃったみたい」

姉ちゃんは莉犬に抱っこされている

るぅと「確かに、これだけ小さかったら暗いの怖いですよね」

さとみ「てか、姉ちゃん何歳なんだ？」

2歳…いや、3歳か？薬適当に入れたから分かんね～な

ななもり「多分2歳かな、ジェル君と似たような話し方してるし」

ジェル「えぇ、俺そんな喋り方してたん？」

ころん「ちょっと面白いんだけどww」

確かにジェルがあんな話し方してたら面白いなw

『……zz』

ななもり「ふふ、皆といると安心したみたいだね」

莉犬「さとみ、ころん今日一緒に寝てくれない？」

ゲームしようと思ってたんだけど、まぁいっか

さとみ「いいよ」

莉犬「じゃあ姉ちゃん先寝かしてるね～」