突然変異 ページ38
莉犬 side
困ったな、姉ちゃんが小さくなるなんて…
今は泣き疲れたのか少し眠ってる
ころん「お姉ちゃんもちもち〜」
ジェル「ほんまやな〜」
なんか癒されてるんだけどw
莉犬「兄ちゃん、どうする?」
ななもり「うーん、元に戻るまでお世話するしかないよねー…」
俺達は完全に戻る薬があるのを忘れていた
さとみ「それにしても、兄ちゃんが犬耳あるのが助かったな」
るぅと「僕達もはやせたらいいんですけどね」
ジェル「はやせるで」
え?
「「「「「えぇぇ?!?!」」」」」
『……?!』
あ、まずい!!起きちゃった!
『うぅ、ぁ、うぇぇええええぇぇぇん!!』
莉犬「あぁ、よしよし!大丈夫だよ!」
俺は必死にあやしたけど今度は無理みたい…
ころん「はーいAちゃーん、めぇめぇでちゅよ〜」
るぅと「Aちゃん!ハムハムもいますよ!」
えぇ?!2人の頭に耳とツノがある!
『んぅ、めぇめ…』
ころん「うんうん、めぇめぇだよ〜。こっちおいで?」
姉ちゃんをころちゃんに預けて少し休んだ
莉犬「ところで、なんでジェル皆に耳とかはやすことが出来たの?」
ジェル「あぁ、姉ちゃんが薬作ってもらったのって尾宅くんやろ?俺知り合いでさ、ドッキリで使おうと思ってたんよ〜」
ななもり「それがこんな事で役に立つとはw」
ほんとだよ!w確かに姉ちゃん動物好きだったかも
『ちゅうちゅ!』
るぅと「はーい、ちゅうちゅうですよ〜!」
莉犬「でも、泣き止んでくれてよかった〜」
今はきゃっきゃと笑っている
さとみ「Aちゃーん、これなーんだ?」
さとみは猫耳が頭にあった
『う、にゃんにゃん!』
さとみ「正解!!凄いな〜」ナデナデ
さとみに撫でられて姉ちゃんも嬉しそうだ
ななもり「じゃあAちゃん、もりさんのはなーんだ!!」
『ぴょんぴょ!!』
ななもり「せいかーい!!」
なんか幼稚園みたいw
『う、わんわん!わんわん!』
さとみ「兄ちゃん、呼ばれてるよ」
莉犬「なーに?」
『へへ、わんわん、いっちょ!』
そこには犬耳を手で作った姉ちゃんがころちゃんの上に座っていた
「「「「「「可愛い…」」」」」」
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作者名:おもち | 作成日時:2023年7月20日 13時