6人の天使【STPR】 (ページ37)

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仕返しページ37

さとみ side

るぅと「あれ、僕…」

『るぅとおはよう』

るぅと「Aねぇ？おはようございます？」

姉ちゃんがまだ挙動不審状態のるぅとに事情を話した

るぅと「そういう事だったんですね！僕達だけが小さくなったんですね～」

さとみ「るぅとお前も考えてる事は一緒だよな？」ﾋｿｯ

るぅと「当たり前じゃないですか、僕達でやられた事をやり返しましょう」ﾋｿｯ

俺とるぅとがヒソヒソ話してるのを目撃する姉ちゃん

嫌な予感してるんでしょ、当たり

『あ、これその小さくなる薬』

さとみ「へー、これが」

るぅと「ただの粉薬なんですね」

あんまり興味もたないのももちろん演技

『そうよ～、ジェルーころんーどっちか風呂はいっちゃいなさーい』

ころジェル「「はーい」」

ふたりが風呂入ってる間におかずを作る姉ちゃん

これはチャンス

さとみ「姉ちゃん、コーヒー入れたよ」

『ん、ありがと～』ｺﾞｸ

ﾎﾞﾝｯ

そう、コーヒーに小さくなる薬を入れたのだ

ななもり「なんの音？！ジェルくん風呂入ってるから爆発なんてしないはずなのに！」

莉犬「あ！兄ちゃん！姉ちゃんが小さくなってる！」

俺とるぅとはにやにや笑ってる

『ん、ま、ま？まま～！！』ｸﾞｽﾞｯ

『うぇぇぇぇぇええええぇん！』

莉犬「あぁ！姉ちゃん！よしよし！」

ななもり「ほら～！泣かないで～！」

上の二人が必死にあやしている

るぅと「Aねぇの小さい頃初めて見ました」

さとみ「写真とかもあんまなかったからな」

その時、ジェルが風呂から上がってきた

ジェル「ころにぃ～風呂いいで～って、えぇぇ？！」

ジェルの叫び声を聞いてまた姉ちゃんが泣いてしまった

『うぇえぇええええぇん！なーく、りーぬ、どこー！なーく！りーぬー！』

ころん「どうしたのっ？！ああ！お姉ちゃんが小さくなってる！」

ころんは階段を慌てて降りてこちらに来た

るぅと「とりあえず、Aねぇどうやって泣き止ませましょうか」

うーん、そこなんだよな～

さとみ「あ、いい事思いついた」

俺は莉犬にぃの後ろに回った

さとみ「ほら～Aちゃん、わんわんでちゅよ～」

莉犬「あ、そうそう！わんわんでちゅよ～」

そうすると、姉ちゃんは少し落ち着いてきた

『んぅ、わんわ』

ななもり「やっと泣き止んでくれた～」