6人の天使【STPR】 (ページ35)

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チョコケーキページ35

You side

今はさとみとチョコケーキを作っています

『じゃあさとみ、チョコぐるぐる混ぜててね』

さとみ「わかった！」

さとみは不器用ながらも丁寧に混ぜている

両手でゴムベラを持っているからボウルががたがたと揺れている

『莉犬ー、ボウル抑えてあげてー』

莉犬「わかったよー！さとみ、ぐるぐる混ぜててね！」

さとみ「うん！」

なーくんはころジェるぅとを寝かしつけてくれている

『ふふ、三人ともぐっすりね』

布団の上に3人で仲良く寝ている

さとみ「姉ちゃん、終わった！！」

『さとみ上手に出来たね！じゃあ型に入れて焼いちゃおっか』

丁度よく予熱したオーブンのタイマーが終わった

さとみ「早く出来ないかな」

『ふふ、楽しみだね。さ、絵本読んで待ってようか』

出来ても少し冷まさないといけないからさとみ寝かせておこ

さとみ「ｽｰ、ｽｰ」

『ふぅ、やっと寝てくれた』

30分くらいたって寝てくれた

莉犬「姉ちゃんお疲れ～焼きあがったみたいだよ？」

『ん、了解～』

オーブンを開けるとチョコの匂いが辺り一面に広がった

『後は冷まして冷蔵庫に入れるだけ』

2人でお菓子作ったのなんていつぶりだろ

さとみが1人で何か作ってるのは見た事あるし凄く美味しい

なんか、成長するの早いね

『生まれてきてくれてありがとう、さとみ、ころん、ジェル、るぅと』

私は皆の頭を撫でながらそっと呟いた

莉犬「姉ちゃんも、生まれてきてくれてありがとう！」

『莉犬…』

耳がいい莉犬には聞こえていたのか、私と同じ事を言ってくれた

『莉犬もなーくんも生まれてきてくれてありがとう』

今一緒に入れるのは当たり前なんかじゃない

奇跡なんだ

『皆寝てても可愛いけど、そろそろ起きてくれないかな～』

莉犬「もう夕方だもんね、起こそっか」

私と莉犬で寝てる4人を起こした

るぅと「んんぅ、ふぇ…」

『よしよしるぅと、大丈夫よ』

私はるぅとを抱き上げ、部屋の中をうろうろしながらあやした

莉犬「皆おはよ～」

ジェル「んんぅ…」

ころん「…zz」ｶｸｶｸ

さとみ「兄ちゃ…」

寝起き可愛いな

『さとみ、ケーキできたよ。夜ご飯終わったら皆で食べようね』

さとみは目をキラキラさせながら頷いた

さとみ「うん！」