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ガラガラッ
「いのちゃーん?
……え、」
放課後、いつものように
理科準備室へ。
『んっ……、』
「あっ、ごめんなさい!
まっ、間違えました!!!」
『あっ、ちょっと待って!』
「なっ、何か?」
『えっと……、Aちゃん?』
「え。どうして龍也先輩が私の名前、」
龍也「伊野尾先生に頼まれたの。
……で、ちょっと早く来すぎたから寝てた。」
あはっ、って笑う龍也先輩は
すごくすごく可愛くて。
いつも遠くで囲まれてるところを見てたから、
こんな風に2人で話すのは初めてで。
王子とか姫って呼ばれてる理由が、
すごく分かる気がする。
「……あれ、いのちゃんは」
龍也「んー?
あー……、これお願いって言ってどっか行った」
「……え、」
龍也「じゃあ、終わらせよっか」
机の上にはたくさんの実験機材。
それを棚に戻す作業らしい。
「……あ、それこっちです」
龍也「ん?これ?」
「はい」
龍也「……ここか、」
「はい!」
龍也「ありがと」
龍也先輩からのありがとに
不覚にもドキッとしてしまった自分がいた。
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おむきんぐ。(プロフ) - 美紀さん» それはよかったです♪♪ (2019年11月24日 10時) (レス) id: 49664135d2 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - トラジャ大好きなんでこの小説最高です (2019年11月24日 10時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
おむきんぐ。(プロフ) - ぽーちゃんさん» ギュンギュンしていただけて嬉しいです!(笑)待っててください♪ (2019年9月17日 9時) (レス) id: 49664135d2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽーちゃん(プロフ) - キュンキュンを通り越してギュンギュンしてました笑更新されるのを楽しみに待っています♪ (2019年9月17日 8時) (レス) id: b606000529 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おむきんぐ。 | 作成日時:2019年9月3日 1時