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ジ「は、はぁ!?」
数秒の沈黙を破ったのはジェルだった
ジ「何を言うてんねん!?相手は強敵やで!?」
『そ、そうだけど・・・。皆を・・・危険な目に遭わすのは・・・・・』
莉「さとみ君。俺達のチームワークがあれば大丈夫だよ!だから・・・」
『大丈夫じゃねぇ!!』
声を荒げて抗議する
ジェルの訝しみの視線、るぅとと莉犬の面を食らったような視線、そして、ころんとなーくんの困惑したような視線が、一気に俺に降り注いだ
『・・・ごめん。ちょっと、外の空気吸ってくる・・・・・』
皆の視線から逃げるように、俺はアジトを後にした
−ころんside−
さとみ君がアジトを飛び出していって数分経った
僕達の間を重苦しい空気がどんよりと漂った
る「・・・さとみ君のあの反応・・・・・」
ジ「もしかして、何かあったんやろか・・・」
るぅと君とジェル君がボソッと呟いた
すると、資料をまじまじと見ていたなーくんが「あれ・・・」と言った
な「俺・・・、
この人見た事あるような気が・・・・・」
4人「「「『えっ?』」」」
―――――!!
なーくんが唐突に言ったその言葉は、僕の脳裏にある1つの可能性を生み出した
『ごめん・・・。僕、ちょっと行ってくる!!』
僕もさとみ君を追ってアジトを飛び出した
〜〜〜〜〜
さ「・・・ハァ・・・・・」
『いた・・・。さとみ君』
さ「えっ、ころん?何で・・・」
驚いた表情のさとみ君がいるのは、アジト近くの廃ビルの屋上だった
こ「これ」
僕は携帯を掲げてさとみ君に見せた
さとみ君は少し僕の表情を見て、軽く息を吐き出してから「そうか・・・。大体分かったって顔だな」と言った
『そうだよ・・・
俺は、あの男が所属してた暴力団の一員だったんだ』
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緋桜ひよ子@ミスキャト黄色担当(プロフ) - 朱音@とれめいさん» ありがとう〜(*^-^*)最高の3章になるよう頑張るぞーー!!!😆 (2022年10月19日 16時) (レス) id: a44667decb (このIDを非表示/違反報告)
朱音@とれめい - 2章完結おめでとう!今回もめちゃめちゃ感動するお話がいくつも、、、やっぱ神作だわ第3章も自分のペースで頑張って!! (2022年10月19日 7時) (レス) @page47 id: 8235c84220 (このIDを非表示/違反報告)
緋桜ひよ子@ミスキャト黄色担当(プロフ) - ひめちさん» ひめち様、ありがとうございます!第3章も頑張ります!(*^-^*) (2022年10月16日 19時) (レス) id: a44667decb (このIDを非表示/違反報告)
ひめち - お疲れ様でした!!もう第二章は感動回多くて…本っっ当に最高でした!忙しい中、投稿ありがとうございました!大好きなAnother strawberryシリーズ第三章も楽しみに待ってます!完結おめでとうございます!これからも頑張ってください! (2022年10月15日 16時) (レス) id: 1325c4d31d (このIDを非表示/違反報告)
緋桜ひよ子@ミスキャト黄色担当(プロフ) - 朱音@とれめいさん» ありがと〜(*^-^*)マジでそこは自分で「あっ神だわ」ってなったんよねw感動してくれて感謝!! (2022年10月8日 12時) (レス) id: a44667decb (このIDを非表示/違反報告)
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