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お風呂で散々恥ずかしい目に合わされたあと、コネシマさんとかなり遅めの夜ご飯を食べることになった。美味しそうに食べてくれるコネシマさんを見ると、戻ってきてよかったな、と思える。

いつかショッピさん達とLINE交換したいな。やりたいことがいっぱいある。コネシマさんと居れば、全てが叶うような気がしてくる。本当にコネシマさんは私の救世主だ。暗く希望の無い世界に差し込んだ一筋の光。

ただ真っ直ぐにしか進まない光は、ぶれることなく曲がることなく、私の往く道を照らしてくれる。コネシマさんの指し示す真っ直ぐの道しか、私には見えない。真っ暗な世界で頼りになるのは光だけだから。

コネシマさんは私にとっては眩しすぎるけど、それでも一緒に居たい。想いは募るばかり。募らせてはいけないのに。

「A。寝よ」

「そうですね。おやすみなさい」

「おいおいおいおい、どこ行くねん。お前の今日の仕事はまだ終わってへんぞ。俺の抱き枕っちゅう重要な役目がまだ果たせてへん」

お腹に腕を回されて、布団の中に引き込まれる。コネシマさんは私に抱きつくと、逃すものかと足を絡ませてきた。

「足、長いですね」

「お前が短いねん」

「余計です」

「そーか」

もう眠いのか、コネシマさんの口調もふわふわしてきた。

「おやすみ、A」

「おやすみなさい、コネシマさん」

大好きなコネシマさんとゼロ距離で、こんなに大事そうに抱えて眠れるなんてどれだけ幸せなことか。大好きだなぁ。

翌朝、疲れていた私は昼過ぎまで寝ていた。慌てて飛び起きた頃にはもう1時。朝食を作ってあげられなかったこと、見送れなかったことが残念だ。とりあえず起きて、飲み物を飲もうと1階に降りて冷蔵庫を開ける。そして凍り付いた。

何も無い。



乗り気じゃないが、着替えてお金を持って、家を出た。幸い歩いて10分ほどの場所にスーパーがある。あまりにも平和的な日常すぎて、私は自分の置かれている状況を忘れていた。借金2億を背負うトンデモ娘だということを。


スーパーに行く途中、私の目の前に真っ黒な車が止まった。その時点で察するべきだった。しかし、何を買うかの方が大事だった私は馬鹿なことに車の前を通ってしまった。

「んぐっ!?」

すると車から手が伸びてきて、口を押さえられ、車内に引きずり込まれる。中に居たのは、私のよく知るあの人達。

「Aちゃぁん、よくもまぁ2ヶ月も逃げれたなぁ?覚悟せえよ」

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まっくろしろすけ - 最初にマグロって出てきて「わ!マグロや!」ってなりました!(なんでマグロでわー!ってなってるのかわかるひとには分かると思う!)この小説好きです! (8月5日 0時) (レス) @page15 id: 017cec3e53 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - あえ?完結しちゃった…。いや、喜ばしいことなんだけども!好きな小説が終わっちゃうと少し寂しいですね…。次回作も期待してます! (7月23日 15時) (レス) @page43 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - ??????????????神かな????????????あ、神だったわ。…周回しよ……。 (5月15日 23時) (レス) id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - ふふふふふふふふふふふふふふふ嫉妬する夢主ちゃん可愛い(´∀`*)ウフフ動けない…?あっ…(察し)二人共お幸せに〜楽しめよ〜 (4月27日 22時) (レス) @page42 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
しょしょ - kn夫婦てぇてぇ… あの女子高生分かりみが深すぎるんじゃぁ〜 (2023年4月14日 22時) (レス) @page41 id: 275501d424 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひよこの子 | 作者ホームページ:   
作成日時:2023年3月25日 14時

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