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「はーい！」
「あ、Aさん。お久しぶりです」
「あー！ゾムさん！お久しぶりです〜！すみません、今コネシマさん居ないんですよ」
「あ、そうなん？」
今日来たのはゾムさん。そして後ろに居るのは。
「ロボロさんも、こんにちは」
「あ、どうも。こうやって話すのは初めてですね」
「確かに。すみません、あの日は熱出してて」
「回復されたようで良かったです」
「Aさん」
「はい」
ゾムさんは、ガサガサとカバンの中を漁りながら、私に言う。
「飯食いに行きません？」
「行きます！」
ゾムさんが連れて来てくれたのは近くの食堂。もしかしてここ、コネシマさんが冷蔵庫には貼り付けまくってる割引クーポンのお店か？
「ゾムさんはよくここに来られるんですか？」
「せやで〜ロボロお前、なんでそんな黙ってんねん」
「いや、結構……タイプ」
「俺が？」
「んなわけないやろ！気色悪い！Aさんや！」
「……私ですか？」
「あー！！いや、」
「ロボロ声でかい」
「はぁっ」
慌てて口を塞ぐロボロさん。やっぱり面白すぎる。この人達。
「前、失礼なことしてもうたから、そのお詫びに」
「全然気にしなくていいのに」
「いやいやいや、そういう訳には」
律儀な人だ。
「それで、シッマとはどんくらい行ったんすか」
「付き合ってないですから！居候と家主。ただそれだけです」
「ホンマに？」
何故かロボロさんが身を乗り出して聞いてくる。ゾムさんは呆れ顔でロボロさんの顔面を鷲掴みにした。
「お前黙っとけ」
「っふふ。あ、そういえばさっきニュースでグルッペンさんをお見かけしたんです」
そう言うと2人は察した顔で黙った。
「放送事故になってませんでした？」
「ええ、大丈夫でしたよ。若干アナウンサーの方が引かれていたくらいで。グルッペンさんって寡黙な方だと思ってました」
「グルッペンが寡黙ぅ？」
『ないな』
2人の声が揃った。仲間の間では共通認識なのか。グルッペンさんがああいう人っていうのは。
「昔、まだめっちゃ若い頃に、グルッペンがニュース番組に出て放送禁止用語連発しまくって放送事故になった回があるんですけど」
「えぇ！？」
「ネットで探せばありますよ。当の本人は、日本国は言論の自由が認められているだろうって憤慨しとったけどな」
「あん時に比べりゃ、落ち着いたし、大人になったな」
「皆さん、長い付き合いなんですね」
「ああ。だからこそシッマ達には、幸せになって欲しいんです」
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まっくろしろすけ - 最初にマグロって出てきて「わ！マグロや！」ってなりました！（なんでマグロでわー！ってなってるのかわかるひとには分かると思う！）この小説好きです！ (8月5日 0時) (
レス) @page15 id: 017cec3e53 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - あえ？完結しちゃった…。いや、喜ばしいことなんだけども！好きな小説が終わっちゃうと少し寂しいですね…。次回作も期待してます！ (7月23日 15時) (レス) @page43 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - ？？？？？？？？？？？？？？神かな？？？？？？？？？？？？あ、神だったわ。…周回しよ……。 (5月15日 23時) (レス) id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - ふふふふふふふふふふふふふふふ嫉妬する夢主ちゃん可愛い(´∀｀*)ｳﾌﾌ動けない…？あっ…(察し)二人共お幸せに〜楽しめよ〜 (2023年4月27日 22時) (レス) @page42 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
しょしょ - kn夫婦てぇてぇ… あの女子高生分かりみが深すぎるんじゃぁ〜 (2023年4月14日 22時) (レス) @page41 id: 275501d424 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこの子
| 作者ホームページ：
作成日時：2023年3月25日 14時
