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2日が経過した。相変わらず私は玩具のように扱われている。サンドバッグにだってなるし、奴らの穴にだってなる。もうビデオはコネシマさんに送られてしまっただろうか。コネシマさんがアレを見たところで、2億を払うとは思えない。私はここから出られない。
そう思っていたのに、突如廃倉庫に人がやって来た。でも残念なことに、コネシマさんでは無さそうだ。私の希望は一気に絶望へと変わる。
「兄貴！！！今すぐその人解放したってください！！」
「あぁ！？」
「2億、返済されました！！！」
「……そうか」
「もう少し遊べたんやけどなぁ。じゃあな、Aチャン。気持ち良かったで」
そんなあっさり？
次に倉庫にやって来たのは、コネシマさんと、何故かグルッペンさんとトントンさん。コネシマさんの姿を見るだけで、安堵から涙が溢れてくる。闇金が廃倉庫を出て行く瞬間、コネシマさんは今までに聞いた事のないような地を這うようなドスの効いた、身体の芯から震えるような声で言った。
「金は払った。あんなクソみたいなことしよって……！！！！もう二度と！！！俺とAに関わんな。二度と、その面見せんな！ええな！！！」
「おうおう、怖いねぇ兄ちゃん。金は貰ったんだからもうテメェらに用はねぇ。サッサとお前の彼女を抱き締めてやれよ」
コネシマさんは、私に駆け寄ると上着をかけて抱き締めてくれた。
「A……!!!」
「コネシマさんっ！！ごめんなさい！！」
「すまん、俺が居らんかったから。怖かったやろ、痛かったやろ、辛かったやろ。ごめんな、遅くなって」
「2億も、ごめんなさい。無視すれば、良かったのに」
「お前の為なら、あんなん痛くも痒くもない。……今すぐ病院行こうな」
「待て、コネシマ。あー、Aさん。話があるんですけど、多分今俺みたいな男と話すの怖いですよね」
「大丈夫ですよ」
「じゃ、続けますね」
グルッペンさんはしゃがむと、怖がらせないようにか優しい表情で穏やかな口調で話す。
「あれは明らかに行き過ぎている。借金云々と言うより、法に抵触している。第一、君が支払う必要があるのかも謎だ。君は借金を相続したのか？保証人なのか？君に返済義務が無くて、脅されて、暴行まで受けたのならば100％アイツらが悪い。俺はこの手の話に詳しい知り合いもおるし、俺もできることはします。だからこの先のことは気にしないでください」
「……はいっ、ありがとうございます」
「トン氏。病院まで送ってやれ」
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まっくろしろすけ - 最初にマグロって出てきて「わ！マグロや！」ってなりました！（なんでマグロでわー！ってなってるのかわかるひとには分かると思う！）この小説好きです！ (8月5日 0時) (
レス) @page15 id: 017cec3e53 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - あえ？完結しちゃった…。いや、喜ばしいことなんだけども！好きな小説が終わっちゃうと少し寂しいですね…。次回作も期待してます！ (7月23日 15時) (レス) @page43 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - ？？？？？？？？？？？？？？神かな？？？？？？？？？？？？あ、神だったわ。…周回しよ……。 (5月15日 23時) (レス) id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - ふふふふふふふふふふふふふふふ嫉妬する夢主ちゃん可愛い(´∀｀*)ｳﾌﾌ動けない…？あっ…(察し)二人共お幸せに〜楽しめよ〜 (2023年4月27日 22時) (レス) @page42 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
しょしょ - kn夫婦てぇてぇ… あの女子高生分かりみが深すぎるんじゃぁ〜 (2023年4月14日 22時) (レス) @page41 id: 275501d424 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこの子
| 作者ホームページ：
作成日時：2023年3月25日 14時
