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顔を真っ赤にして、声を荒らげようとしたラス書記長だったが、我々国の隊長たちに囲まれ、それは叶わなかった。無理やり車に乗せ、V国に送り返すと、グルッペン達はAに近寄った。
「大丈夫か」
「ええ」
「……大先生、Aのこと診たって」
書記長に掴まれた手が腫れている事に気づいたグルッペンは、Aを大先生の元へ連れていった。
「あーあーあー。痛そう。医務室行こか」
大先生はAを連れ、医務室に向かった。
「ん、おっけ」
「ありがとうございます」
Aははにかみ、処置された腕を見つめた。
「気持ち悪かったやろ」
「ええ。F国に居た頃は、ああいう目で見られる事多かったんですけどね」
「……そっか」
怪我したのは、利き手では無かったため、生活に不自由はあまり無いが、痛いことに変わりはない。
「あ、せや。Aちゃん、バリ綺麗やったで」
「ふふっ、ありがとうございます」
ーーーーーーーーーー
化粧を落とし、いつもの姿に戻ったAは、風呂場へ向かった。
「あ、チーノさん、シャオロンさん」
廊下ですれ違った際、2人から先程の踊りの褒め言葉を貰った。
「でも、その姿が落ち着くわ。」
「そうですか？」
「なんか緊張してまうねんな」
シャオロンはそう言うと、じゃあなー、おやすみ。と廊下を歩き去った。Aは残ったチーノとも別れ、風呂場入った。
脱衣所で服を脱ぎ、湯船に入ると、疲れた体が癒されていった。
ーーーーーーーーーーーーー
風呂場を出ると、エーミールと会った。
「これから風呂ですか」
「せやで。Aちゃん、綺麗やったな。」
「ありがとうございます」
「傾国の美女なんて言われて」
「本当に勿体ないお言葉ですよ」
困ったようにAが言うと、エーミールは、でも、事実やと思うな。と呟いた。
「教授……はぁ、もう。ありがとうございます」
ため息を着くと、Aは部屋に戻って、気持ちよく眠った。
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蒼 - ページ４０の話の上から１１行目（文字が開いて行数で書かせていただいております）ｚｍ様の言葉が、「分かった!!行ってくる!! という表記になっております。細かくて申し訳ないです。ごめんなさい。 (8月24日 3時) (
レス) @page40 id: 7197a413b4 (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - え……え？？？？いや、これは訳ありパターン…続編も楽しみにしてます！ (2021年3月30日 17時) (レス) id: 503fd2a4ac (このIDを非表示/違反報告)
BAND(プロフ) - え、夜ダメとか可愛いかよ((( (2021年3月30日 14時) (レス) id: 89d985a64d (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - コメント失礼します！64がなにもない状態で公開されちゃってます！あれ？私が見えてないだけでしょうか…間違いでしたらごめんなさい。 (2021年3月27日 17時) (レス) id: 0c3a2b2511 (このIDを非表示/違反報告)
小茶丸 - 続編おめでとうございます！続きが楽しみだぁ！ (2021年3月23日 23時) (レス) id: dd1575ae33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこの子
| 作者ホームページ：
作成日時：2021年3月22日 18時
