文豪と貴方の物語 紅葉

〃 ページ20

芥川
『にゃうのすけ，なんかちがーうー』
首をプルプルと横に振る夢主。一生懸命に彼の名前を呼べるよう自分の執務室で練習中。
「………」
扉の向こうで聞いていた彼，夢主可愛すぎて無言になってます。黒蜥蜴の皆も聞いてます。
『にゃうのすけ，にゃぐち，にゃちはら，にゃーつ，にゃーじー・にゃん!』
訳:龍之介・樋口・立原・広津・梶井・銀です
あまりの可愛さに廊下に6人の尊死体が…


中原
『ちゅーにゃー?それとも，ちゅにゃ?』
首を傾げて彼の名前を練習してます。猫耳ピコピコと動いてます。
一眼レフカメラ構える彼と。ホームビデオを構える森さん…。ロリコンが二人いる?
尾崎さん呆れた顔してます。
「可愛いの暴力だなァ〜ッ…」
真顔です。感情行き来って，逆に真顔になるレベル


ドストエフスキー
『フェーニャ?、じゃないの!フェーニャなの!!』
半分ヤケクソになってる夢主。でも練習し続けます。その声が隣の部屋に聞こえてるとは思ってません。
「嗚呼可愛い…本当に可愛い。なんですあの可愛さ。可愛過ぎません?…」
IQ…一桁しかないだろう今，絶対に…。
可愛いを連呼してます。


ゴーゴリ
『ニャコライ』
実に惜しい。小さい“や”が抜けたら彼の名を呼べるのに何度やっても『ニャコライ』になります。異能で空間繋げて夢主を見守ってた彼。
「ｽｩ〜〜〜〜〜〜〜……ﾊｧ〜〜〜〜〜〜〜〜。」
外の壁にもたれ掛かった彼。可愛いの暴力に打ちのめされて萌え死んじゃいそう。
『ニャーニャリ?』ゴーゴリと云いたい様です
「あぁぁ、何だろう，うん可愛すぎ…
私(ゴーゴリ)も僕(ニコライ)も死んじゃう…っ〜(悶)」
『ニャコライ・ニャーニャリ!』
「グフッ…(吐血」

〃→←幼児&猫化した夢主が上手に文豪の名前が言えないで自室でひそかに練習していたら?　ルカ様リクエスト

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