�将� ページ22
「あたしが役立つってことを貴女に教えてあげるわ!!見てなさい」
「…調子に乗らないほうが身の為ですよ?」
軍警の訓練を借りて模擬戦闘を今から開始するのはAとエレナ。異能力なしの実力勝負となっていて,先に木刀を落とした方が負けとなる。得意げに木刀を振るエレナに声援を送る鏡花や敦,谷崎兄妹。
条野と末広も噂を聞いて訓練を見に来た。
開始のアラームがなると直ぐ様,此方に走って木刀を振り翳すエレナ,多少の心得は在るらしい。
Aは片手で持った木刀で次々と攻撃を受け止めていく。訓練場に木刀の打つかり合う音が忙しなく響く。
「凄いよエレナちゃん!!」
「押してますわ」
傍から見ればエレナの方が優勢に見える。
だが…暗殺術を仕込まれた鏡花や剣の達人である福沢や末広は難しい顔をしていた。
心得があったとしてもエレナの攻撃には隙がある。其処を突かれたら一瞬で終わるからだ。
「あれあれ〜？どうしたの？
あー！エレナが強すぎて怯えてるの?」
「……。」
高村達と一瞬だけアイコンタクトを取るA。すると何かを許可するように首肯いた。
Aは一旦エレナから距離を取ると木刀の構え方を変えた。
「そろそろ…本気を出しますね?」
Aが無機質な声でそう云った。
勝った気でいるエレナはニンマリと笑って木刀をクルクルと回す。
「へぇーやってみ───カハッ!?」
ほんの一瞬の出来事で,周囲で訓練を見てた誰もが目を見張った。知らぬ間にエレナが木刀を落としてその場に蹲って居たのだ。
左肩と腹部を押さえながら
「早すぎて見えなかった…」と驚いた鏡花が呟いた。エレナに駆け寄っていくナオミと与謝野。
「幾ら何でもやり過ぎですわ」
エレナの左肩を擦りながらそう言い放ったナオミを見て少し溜息をついたA。
以前,迚も仲良くしてくれたナオミも記憶がない状態。今は嫌悪と怒りをAに向けている。
「では…貴女に質問します。
若しも私が敵で,尚且つ武器が真剣だった場合…。
敵が手加減してくれるとでも?」
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SKY理科グループ(プロフ) - 最高･･･ (2023年2月2日 22時) (
レス) @page48 id: 604fe2f924 (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - 御影さん» 読者の逆鱗にも触れたのでね！きっと来世はナメクジですね！ (2023年1月22日 23時) (レス) id: 301f09f551 (このIDを非表示/違反報告)
御影(プロフ) - ぶりっ子は夢主ちゃんの逆鱗に触れたので当然の報いです(*^^*)。 (2023年1月22日 21時) (レス) id: e37802ecfa (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！めちゃめちゃ面白くて、一話から一気に読んでしまいました…！『死なない程度にｺﾛします』の台詞で、「あ、あのぶりっ子終わったな」と思いました()さわらぬ神ならぬ、さわらぬ夢主に祟り無しですね…更新頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2023年1月21日 23時) (レス) @page46 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - フリーザ様かな？？？ (2023年1月9日 19時) (レス) @page38 id: 301f09f551 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御影 | 作成日時：2022年11月29日 9時
