文豪と貴方の物語 秋桜

続き ページ39

『“19th century schizoid man”!!』

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芥川
「A…?」
可愛いアリスの格好して何を歌うのかと思ったら…予想の上の上行くダークファンタジーな歌でした。
『如何でしょうか?』
「僕(やつがれ)の前以外で絶対歌うな。」



中原
「おぉ〜良い感じに闇ッてンな」
歌う夢主を頬杖ついて見ている彼。歌い終わるとパチパチと彼の方から拍手が聞こえてきます。
『如何だった?初めて歌ったのよ』
「お〜、そりゃ凄ェ。…誰がリクエストしたんだ。」
『首領(ボス)‼』
「へぇ…╬」
途端にゲス顔する彼。夢主は『?』ってなってます


ドストエフスキー
「可愛いねA。キレイだねA。」
夢主が歌ってる姿が可愛かったらしく。歌詞の一部を使って夢主を揶揄い始めます。
『フェーヂャ!?行き成りどうしたの?』
「僕の愛おしいAを愛でているだけですが?」


ゴーゴリ
「お〜…ファンタジー」
夢主が妖しげな笑顔で歌っている姿をジッと見ている彼。最後の歌詞を言い終わった後。首を傾げて
「僕は21世紀の何だろう?」聞いてきた彼。
すると夢主は習いたてのつたないロシア語で
『Великий волшебник 21 века.(21世紀の偉大な奇術師)』
と答えます。
「えっ!?待ってメッチャクチャ嬉しい!!」
『ニコさん…可愛い♫』

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