KZ彼は知っている

合法，，，？ ページ10

若武「チッ。パスワードかかってやがる。」


まぁ、かかってるよね。



忍「開けようか？まず間違えてもデータ等の保存ができるかどうかの確認からだけど。」

若武「できるのか！なら、
彩「それって大丈夫なの？」

プライバシー侵害？不正アクセス？




若武「うっ、まぁロックを解除するだけなら合法と言えなくもなぃ。」



黒木「スレスレだけどね。」



翼「いつものことでしょ。」


ものの数秒で忍がロックを解除する。




若武「お前マジか、昨日のうちにこんなにメールと着信してたのかよ。。」



上杉「きっかり二十分間をあけて八コールずつだ。これを二時間かけても出ない場合相手は県外もしくは相当出たくないってことだ。通常ではあり得ない。」



電話にも数学、



小塚「通話履歴も残ってるね。波都橋Aは七鬼がいること知っていたんだから、
パスワードを破られるぐらい予測していたはずなのに。」




忍「まぁ、削除されてても復元できただろうけど。」


プライバシーなんてないんだ、この時代。




翼「わざと残して送りつけた線が濃いな。」





若武「もしこのスマホに波都橋Aからのメッセージがあった場合多少法の道にそれてもっ」









ーー良い子も悪い子もよくも悪くもない皆さんもぜったいに真似しないでくださいーー








七鬼「んーと、この【消防車】って人と【先生】、この二つが主だな。
勿論上杉からのと迷惑メールはカウントしてない。バグってる。」



興味本意で見てみると、Aさんが私達に依頼を持ちかけて来た日の夜や
サッカーの試合の後に戦線布告をされた日の夜にも着信がある。




協力(？)していたって言うのは本当なんだね。



黒木「俺からのメールは届いてない？あの後食事の日時と時間、送っておいてある。」


七鬼「ない。残りは公衆電話から数回。設置場所は、どれもバラバラだ。これら表に起こしてそっちに転送しとく。公衆電話も必要なら都内からだけだけ、ど，，，」



そう言うと忍は何やらパソコンをつないで黙々とキーボードを打ちだした。


若武「先へ進もう。」

見兼ねた若武が切り出す。




翼「やっぱりこの端末ともう一つ、黒木のメールが届いてたいる黒い端末の二つを分けて使っていることは確実だな。」



若武「ああ。問題はどういう用途でそれぞれを使用しているかだ。」

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