太陽が差す日 (ページ4)

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忠義said

朝現場に行くと神妙な面持ちをしたまるちゃんと

それに寄り添ってるヤスがいた。

章「この後なみんな揃ったら

マルからちょっと話しあんねん。な？」

隆「聞いて…くれる？」

みんなまるちゃんのことで思い当たる節はあるから

きっと昨日ヤスが話してくれたんやろな。

忠「もちろんええで。」

隆「ありがと…」

章「ほらやから大丈夫や言うたやろ？」

その後も横山くんと村上くんとも

同じような会話をして

みんなもメイク終わったくらいで

まるちゃんが話し始めた。

みんな真剣にまるちゃんの話聞いて

その日はたくさん話し合った。

隆「それでな…お願いがあんねんけど…」

裕「どうしたん？言うてみ？」

隆「病院着いてきてくれへん？」

信「ほな皆で行ったろか！」

章「マル良かったなぁ。

みんな着いてきてくれるって！」

隆「ありがとう！」

ちょっと幼くなってるような感じのまるちゃんを見て

そうなってまうくらい我慢とかしてたんやなって

少し悲しくなったけど

今まるちゃんに寄り添えるのは俺らしかおらんから

少しでもまるちゃんが安心してくれるように

たくさん笑おうって思った。