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12. ページ12

「…寂しい思いさせてほんまにごめんな。」

「自分のことしか考とらんくて、Aのことほったらかしにして、もう彼氏として失格やな。」

「けど、俺は今でもAのことが好きなんや。俺はわがままやし、今になってこんなこという俺は最低やな。」


「けど、けど!!やっぱAと別れたくないんや!!こんなめんどくさいやつ付き合うの嫌やと思うけど、絶対Aだけ離したくないんや、、」




簓の顔を見たくなくて地面をみていたが言葉に詰まる彼を見ると大粒の涙を流していた。


『やっと、、ゆってくれたね。』



気づくと私は彼の元に走って抱きついていた。

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作者名:ぴっぴ | 作成日時:2021年9月28日 19時

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