28*゜ ページ30
貴方side
「え…、ちょっと…待って下さいよ…」
分隊長の言葉に
思わず声が漏れてしまった。
エルヴィン分隊長は相変わらずの視線を私に向け
リヴァイは少し驚いたようにして私を見た。
「その言い方は…やめてください」
険しい視線を受け続け、少し気が引けてきた
でも、今の分隊長の言い方じゃ…
「そ、その、言い方は…
仲間が死んでも何とも思わない…みたいじゃないですか…」
ｴﾙｳﾞｨﾝ「……」
「わ、私の父は、あっあなたを庇って死にました
でも、その言い方じゃ…」
ﾘｳﾞｧｲ「おい、どうした」
っ!!
いつの間にか私は手をぐっと握り締めていた。
怒りに身を任せて。
今の私はもう黙ったほうが良い。
そうは思うのだけれど。
ｴﾙｳﾞｨﾝ「…そう聞こえなかったか？」
……え？
何を……。
.
考えるより先に私の体は動いていた。
分隊長に掴みかかろうとした時
ﾘｳﾞｧｲ「おちつけ!!」
リヴァイに制止されていた。
「私の父はあなたを庇って死んだんですよ！？
あなたはそれも当然だって言うんですか！！」
リヴァイは私を抱えるようにしているが
そんなのお構い無しに私は分隊長に叫ぶ。
だんだん視界もボヤけていき
自分が泣いているのがわかった。
「どうして…あなたには人間らしい心っていうものがないんですか！！」
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にのちーず(プロフ) - 面白いです！更新楽しみにしております！ (2019年11月10日 23時) (
レス) id: 35b7b68c34 (このIDを非表示/違反報告)
カラ松ガール(プロフ) - うん…好き(唐突)更新頑張ってください！ (2019年10月20日 10時) (レス) id: addc97a0c8 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 凄く面白いです！更新頑張ってください！ (2015年4月8日 17時) (レス) id: 9b54271683 (このIDを非表示/違反報告)
優樹ノア(プロフ) - 続きが気になります更新頑張ってください (2015年4月5日 19時) (レス) id: 3f55194d4d (このIDを非表示/違反報告)
リヴァイ - 楽しみです！ (2015年4月2日 3時) (レス) id: 015d85d53b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるぶ | 作成日時：2014年11月2日 12時
