18*゜ ページ20
貴方side
ファーランにキスされてからまともに思考が回らない
あれは盗み聞きしてたことを誤魔化すためにやったことだよね？
ファーランは別に好き好んでやったんじゃないんだよね？
私はそんなに嫌じゃなかったけどファーランは仕方なくやったんだよね？
いろいろ考えてると辛い…
サイラム「おい、」
あれは仕方ないことなのに少し嬉しいと思ってしまった自分がいる
サイラム「A、」
でもエルヴィン分隊長が言った通り、調査兵団に恋愛はタブー…
サイラム「A!!さっきから何ぼーっとしてんだ!?
訓練もまともにできてなかったじゃないか！」
「えっ、なんだサイラムか…」
サイラム「なんだじゃないだろ？
お前、あのゴロツキ共が来てから訓練に身が入らなくなったな
何かされたのか…？」
「えぇ!?い、いやっ、なんにもないよ!!」
さすが幼馴染み。よくわかってる…
サイラム「そうか…？まぁ、あいつらは犯罪者だ
何されたかはわからないが気を付けろよ
あいつらは自分たちの目的のためならきっとお前を利用することだって考えている」
「…っ!!
……う、うん。わかってるよ」
わかってる…
自惚れるのだけは嫌だから
わかってる、はず…
.
.
ファーランside
ファーラン「リヴァイから呼び出してくるなんて珍しいな」
資料室でのあの日から数日後の夜
俺はリヴァイに呼び出された
大方、話の内容はあの事だろう
リヴァイ「…1つ確めたいことがあってな
単刀直入に言う。
Aと何があった」
やっぱりか
ファーラン「何って？」
まず何故リヴァイが知ってるのか
リヴァイ「エルヴィンに聞いた…
Aとキスをしたのか？」
エルヴィンが言ったのか…
ファーラン「ああ、その事か…
心配しなくても大丈夫だ
アレは資料室での盗聴を誤魔化すためにやったことだ」
リヴァイ「そうか…だが俺は不安でしょうがねぇな
お前があいつに惚れてんじゃねぇかってな」
ファーラン「……俺が？そんなわけ…ないだろ
あれは仕方なくやったことで俺はあいつのことをなんとも思ってない
もし誤解が生まれたのなら二度とAとは関わらない」
リヴァイ「……そうか」
これならリヴァイも納得してくれただろう…
そう、俺はAのことを何とも思ってない
俺が目的を見失ってどうするんだ…
リヴァイ「それなら……
.
.
お前はAを殺せるか？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にのちーず(プロフ) - 面白いです！更新楽しみにしております！ (2019年11月10日 23時) (
レス) id: 35b7b68c34 (このIDを非表示/違反報告)
カラ松ガール(プロフ) - うん…好き(唐突)更新頑張ってください！ (2019年10月20日 10時) (レス) id: addc97a0c8 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 凄く面白いです！更新頑張ってください！ (2015年4月8日 17時) (レス) id: 9b54271683 (このIDを非表示/違反報告)
優樹ノア(プロフ) - 続きが気になります更新頑張ってください (2015年4月5日 19時) (レス) id: 3f55194d4d (このIDを非表示/違反報告)
リヴァイ - 楽しみです！ (2015年4月2日 3時) (レス) id: 015d85d53b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まるぶ | 作成日時：2014年11月2日 12時
