単独取材 ページ23
夢主side
今日は声優グランプリの取材!!
しかも、単独の!
記者「では早速取材を始めさせていただきますね。」
「はい、よろしくお願いします。」
記者「15歳で声優デビューをし、2015年からは2.5次元ミュージカルを中心に活動の幅を広げましたが、きっかけとかありますか?」
「···声優に関しては、完全に叔父の影響ですね。私が学生の頃家でよく読み合わせの相手をやらされたりしたんです。舞台は完全に流れでやり始めました。専門学校に進む時最初は声優コースでいこうかなって考えてたんですけど、叔父に"自分の世界を広げてみたら"と勧められて···」
記者「そうだったんですね。では、次に私生活についてお聞きします。旦那さんである橋本祥平さんとは、どういう出会いでしたか?」
「色んな現場で言ってますが、改めて···旦那とは、高校時代の部活の先輩後輩関係でした。彼はレギュラーで、私はマネージャーをしてました。そして、専門学校で再会して、色んな作品で共演して···お付き合いを始めて、結婚しました。」
記者「左薬指に綺麗な結婚指輪が輝いていますね!」
「プロポーズされたときに···旦那から···」
数分後
記者「では、以上で取材を終わらせていただきます。ありがとうございました!」
「こちらこそありがとうございました。」
ガチャ
橋本「Aニコッ」
「祥平!!」
橋本「終わった?」
「たった今ね。···そっちは?」
橋本「1時間くらい前に終わって、こっちに来た。」
「お疲れ様。···では、私たちはこのあたりで。お疲れ様でした!」
記者「お疲れ様でした!!!」
これは記者の後日談
取材を終えた浅沼Aを待っていたのは、旦那の橋本祥平。
彼もまた2.5次元ミュージカルに引っ張りだこの俳優の1人。
稽古で疲れているのにも関わらず、妻を迎えに行くイケメンっぷり。
···しかも、部屋から出る際ちゃっかりと2人は恋人繋ぎしていた。
と証言していたのであった。
57人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:恋歌 | 作者ホームページ:http://raon-uranai.ne.jp
作成日時:2019年9月25日 8時