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貴「先輩達のシンクロ率の高さすご」
白「そしてこの騒がしさ完全スルーで食を進める牛島さん流石です」
牛「?」
3年勢は牛島以外全員がシンクロするという見事なチームワークを見せる。
これにはAも思わず拍手を送りたくなった。
天「それになにより!Aちゃんと若利くんだよ!
2人にとってはこれが最初で最後の在学中の学園祭!
分かってる!?」
牛「学園祭はそこまで大切なものなのか、俺たちに」
食事の手を止め立っている天童を見上げた牛島。
天童はその言葉にショックを受けたように目を見開くと牛島の両肩を掴む。
天「な、何を言ってるの若利くぅぅぅん!!!」
牛「声がでかいぞ天童」
天「あっ、ごめん。じゃなくて!
この前一緒に仲良く少女漫画でお勉強したでしょうが!!!」
牛「それがなんだ」
Aたちからしたら本当に少女漫画で勉強しとったんかい、とツッコミたいところ。
天「思い出して若利くん!
少女漫画のカレカノとかは学園祭でウフフキャッキャしてたでしょ!?」
貴「天童さんそろそろやめません!?
なんか牛島さんのイメージ崩れていくんですけど!!」
天「もうみんな学園祭をエンジョイする気が無さすぎて先輩悲しい!」
Aとしては牛島が自分との関係をより良いものとしようとしてくれているのは非常に嬉しいことではあるが、そういうのは是非とも影でだけやっていて欲しいものだ。
あまり公言しないで欲しい。
川「する気がないって言うか天童さんが異様にエンジョイしようとしすぎなんじゃないすか…?」
白「エンジョイというかむしろ普通にうるさいです」
天「獅音なにこの後輩達!」
大「お前本当うるさいから黙って、座って、まず飯食べろ」
天「ウィッス」
大平の怒りのスマイルの効果は絶大だ。
貴「でも学園祭かぁ…。
今年は何かやるのかな?私たちも」
白「まぁ、2年だしクラス費も去年に比べたらだいぶマシだしな」
何かはやるんじゃね?と特に興味無さそうに言う白布。
それにAもそっかぁ、とだけ返して会話終了。
天「文化祭って普通超テンション上がるものなのになにこの集団的ローテンション」
牛「知らん」
これぞ一刀両断!と言いたくなるくらいに清々しくぶった切った牛島。
本人にその意識はないだろう。
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江(プロフ) - 霊夢どうふさん» 霊夢どうふ様。コメントありがとうございます!スランプ気味なので更新の頻度は落ちますが、どうぞこれからも読んでいただけると幸いです!! (2019年5月22日 18時) (レス) id: 6fc283c30a (このIDを非表示/違反報告)
霊夢どうふ - あー…うん。ウシワカちゃん可愛い。かっこいい。しんどい。これからも頑張ってください!……はぁ……好きだわぁ…(語彙力) (2019年5月20日 0時) (レス) id: bd41a59bf6 (このIDを非表示/違反報告)
聖カコ(プロフ) - 元カコです。これからもよろしくお願いします!! (2019年5月6日 22時) (レス) id: 7a3bf8ffac (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - ぴのさん» ぴの様。ご指摘ありがとうございます!直させていただきました!! (2019年4月5日 22時) (レス) id: 6fc283c30a (このIDを非表示/違反報告)
はるぴす(プロフ) - あわわわ!!更新されてるうぅぅ!!そして及川さん、なんか良い!!これからも応援してます!! (2019年4月5日 18時) (レス) id: 33a3e8dbe2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:江 | 作成日時:2019年1月4日 0時