１５２話 ページ23
完全に疲れきったAは宛てがわれたベッドに顔を埋めた。
利「はぁぁ……。もうホント、疲れる」
ス「お前ら燃え尽き症候群だなぁ」
貴「あんだけの戦いしたらそりゃ燃え尽きるわ」
利「だってのにみんな暴れるし…」
ベ「あんなの日常茶飯事じゃん？」
確かにヴァリアーではそうだ。そうだけども！
貴「そうだけど、少しの間大人しくしててくれや…」
ベ「うしししっ、Aチョー疲れてる」
貴「腹に穴開けるくらいの死闘したんだからそりゃ疲れるわ」
深いため息をついたAと利香。
けれどベルたちはただ楽しげに笑っていた。
利「………XANXUSさん」
X「……」
突然利香に呼ばれ、XANXUSは視線だけ利香に向けた。相変わらずの眼光だが流石にもう慣れた利香はしっかりと視線を合わせる。
利「うちら、もう未来のことは知りません」
X「！」
利「これからは、普通に"今"を生きるこの世界の人として、生きられるんですよ」
貴「………そっちの重圧からも解放されてマジ燃え尽きた」
利「うちら、もうみんなに隠し事なんかないです。だから、もうスッキリしてます」
貴「隠し事ないってサイコー。いえーい」
ス「A少し黙ってろぉ。ちゃちゃ入れんな」
貴「スクアーロのヘタレ〜」
ス「そんなに殴られてぇのかてめぇは！！」
なんだろう。
喧嘩で平和を感じるって、変なの。
利「だからこれからも、うちとAをよろしくお願いします！」
X「…………勝手にしろ」
XANXUSなりの優しさ。やはり超不器用だけれど仲間を大事にしようとする彼に利香は微笑んでしまう。そして、Aはこの人のこういうところが好きなんだろうとも思う。
ベ「つかいきなりなんだし。ついに頭イカれた？」
利「……ヴァリアーって二言目には必ず悪口だよね」
マ「一言目の方が多いんじゃないかな」
利「最悪かよ」
世界最強の暗殺部隊って言うより世界最強のチンピラ部隊だろこれ。
貴「まぁひとまずみんな安静にして休もう。うちは本気で休養期間に入る」
利「あんたは是非ともそうしてください」
貴「させて頂こう」
Aと利香は安静にすることを優先させるのであった。でもその数分後にはやっぱり騒いでしまうヴァリアーだったようだ。
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siro(プロフ) - 完結おめでとうございます！(^^)♪凄い大好きな作品でしたので、最後まで読めて本当に嬉しいです！番外編では、また主人公が危ない目にあって、ザンザスが助けるなんて話もまた見たいな…なんて…。生意気言って申し訳ないです。番外編楽しみにお待ちしてます！！！ (2018年9月3日 12時) (
レス) id: 87e0118abf (このIDを非表示/違反報告)
ヴィジリア(プロフ) - 完結おめでとうございます！今まで追っかけていてよかったです…夢主とザンザスの素っ気なくもお互いに愛し合っている様子が伝わってきてすごく好きでした。語彙力なくてすみません…。番外編できれば利香とディーノさんのラブラブしてる話とかも読んでみたいです。 (2018年8月29日 23時) (レス) id: 93a99db6fc (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 完結おめでとうございます！ 夢主とXANXUSのコンビは楽しくて面白くて大好きです！ 2組の結婚式や子供の話なんかも書いてくださると嬉しいです。次回作も頑張ってください！ (2018年8月28日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
Shark ｼｬｰｸ - ENDおめでとうございます！じっちさん基い、江さんの作品楽しく読ませて頂いてます！格好良いxanxusと夢主ちゃんのコンビとっても面白かったです！利香ちゃんもとっても可愛かったです！お疲れ様でした！次回作も頑張ってください！ (2018年8月28日 1時) (レス) id: 452ab0d707 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 続編おめでとうございます！ いよいよ戦いも終盤ですね。これからも応援してます！ 自分ペースで更新してくださいね。 (2017年11月15日 18時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じっち
| 作成日時：2017年11月15日 12時
