93話 ページ3
貴「クローム」
ク「…」
クロームはぼう、とどこかを見つめる
見つめる、というよりは焦点があっていない
利香「暇だなぁ」
貴「だからと言って戦いを見に行く気にもならない！」
さぁ、どうする！！！？
D「私は見に行きますからね？次からは」
貴「おう、行け行け」
D「…なんですかその追い出すみたいな言い方」
別に追い出しちゃいないよ
むしろうちらが居候の身だ
D「クロームを連れて行きますね」
利香「うん。あ、そうだD」
D「はい？」
利香はDを呼び止めた
利香「うちらってこの部屋から出ていいの？」
D「…そうですねぇ」
うーん、と悩むそぶりをしたD
D「まぁ出てはダメとは言いません」
「「おし！」」
D「ただし！！」
声を大きめにあげる
え？
二人は喜ぶをやめてDを見つめる
D「何がどうあれ、私は知りませんからね」
貴「自己責任ってか」
D「えぇ。いいですね？私がいないということはもし貴女たちが墓穴を掘ってもフォローできませんので」
念のため釘を刺しておいたのだろうか
まぁAは大丈夫でしょうが
心配は利香ですね
利香は雪路と同じで思ったことをよく何も考えずそのまま
スパーンと言ってしまうたちですからね
いいことなのか悪いのか…
貴「まぁ、いざとなればごまかせるんじゃね？」
"知らんけどなー！"と笑うA
Aは頭の回転は速いがはっきり言ってバカだ
早くてちゃんと答えにたどり着いてるのにめんどくさくなる人だ
全く、揃いも揃ってなんて人たちなんだか
そんな時だった
パァァァァア
「「「！！」」」
これは…
D「過去の記憶…」
第一の過去の記憶
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
見終わった三人はゆっくり瞼を開く
決着がついたか
貴「二人とも御愁傷様〜」
利香「復讐者に捕まるほどめんどくさいのはないね」
あいつらめんどい性格してるからねぇ
クク、と笑うA
D「…こうして貴女を見ると的なのか味方なのかわからなくなります」
貴「いやうちはみんなの味方☆」
D「…本当そういうバカなところまで月鴉に似てますね」
呆れるように言われた
貴「今度言っとくね、Dがバカにしてたよって」
D「バカのに変わりはないでしょう」
貴「うん、バカ。でもうちはあいつよりはバカじゃないよ？」
絶対そうだ
あの人は結構筋金入りのバカだもの
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でこぽんず* - とてつもなく面白いです!!!!続きが気になって仕方ないです………。 更新頑張ってください!!!^^ (2015年9月12日 8時) (
レス) id: 3c06f20f2b (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 泣くなよ！？涙には弱いんだ(-｡-; ってか、勝手に動いてほしくなかったら、マインドコントロールすればいいのにね...Dって時々可哀想に思えるよ (2015年9月7日 20時) (レス) id: a3dc584c6d (このIDを非表示/違反報告)
桜 - スクとベルがどうするのか、夢主がどうするのか・・・楽しみです！ (2015年9月6日 19時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
そうせん(プロフ) - レナさん» でもこんな駄作読んで頂きありがとうございます、本当(T^T) (2015年8月24日 22時) (レス) id: 6fc283c30a (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - まぁ、操られてたからこその結末だったと思うけどね (2015年8月24日 22時) (レス) id: a3dc584c6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そうせん
| 作成日時：2015年7月23日 17時
