92話 ページ2
でもDがうちの仲間であり親友であることも変わりない
月鴉の、うちの大事な仲間
離れられない
もうDを一人にはしたくない
だから…
貴「…ごめんね、ツナ」
うちはDのところにいます
ツナがDを救ってくれるまで、うちはDといるから
利香「A…」
一人で考え込んで…相談くらいしてもいいのに
利香は難しい顔をするAを見る
だが当の本人はそんことは何も知らない
貴「D」
D「はい」
ちら、と見てくるD
貴「もう、戻ろう」
D「おや、なぜです？」
貴「見ててわからない？」
Aはす、と立ち上がる
そして下で戦いを繰り広げるボンゴレとシモンを見下ろす
その目はとても冷たかった
貴「この戦い、笹川了平と青葉紅葉」
どちらが勝つか？そんなの愚問だ
利香「どー見てもあれはドローだね」
貴「えぇ…両者とも復讐者に連れてかれるね」
復讐者
うちらはまだそいつらにあったことがない
運よくだが
でもわかる
彼らが只者ではないこと
そりゃそうか、かつてのアルコバレーノ達なのだから
貴「ドローの試合を見ても面白くないよD」
そういうとDは笑った
D「クククッ、まさかあなたからそんな言葉が出るのは予想外でした」
貴「何かおかしかった？」
D「貴女は責任感が強いですから、最後まで見るというと思いました」
予想外だ、という顔をしている
貴「確かにいつものうちならそうかもしれないけど今はそんな気分じゃない」
利香「それにそんなこと言ってる暇もないからね」
利香は彼女なりに話を合わせてくれたようだ
貴「だから帰ろうD」
D「仕方ないですね。貴女たちの予想はほぼ当たりますから」
結果が分ったならもう用はない、とでも言いたそうに腰を上げる
D「利香もよろしいんですね」
利香「うん。二人がいいならうちも全然いいよ」
パンパン、と服についた土を取り払う
利香「どーせうちは傷を治すことしかできない単細胞ですからぁー」
どうして急に自虐に走った…
DとAは苦笑い
D「では行きましょう」
利香「はーい…A？どうかした？」
進んでもなかなかついてこないAを見る利香
貴「あぁ、今行くよ」
ツナ
悪いけど、今はもがけ
ただ、それだけだよ
Aはただ冷たくボンゴレを見下ろすのだった
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でこぽんず* - とてつもなく面白いです!!!!続きが気になって仕方ないです………。 更新頑張ってください!!!^^ (2015年9月12日 8時) (
レス) id: 3c06f20f2b (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 泣くなよ！？涙には弱いんだ(-｡-; ってか、勝手に動いてほしくなかったら、マインドコントロールすればいいのにね...Dって時々可哀想に思えるよ (2015年9月7日 20時) (レス) id: a3dc584c6d (このIDを非表示/違反報告)
桜 - スクとベルがどうするのか、夢主がどうするのか・・・楽しみです！ (2015年9月6日 19時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
そうせん(プロフ) - レナさん» でもこんな駄作読んで頂きありがとうございます、本当(T^T) (2015年8月24日 22時) (レス) id: 6fc283c30a (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - まぁ、操られてたからこその結末だったと思うけどね (2015年8月24日 22時) (レス) id: a3dc584c6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そうせん
| 作成日時：2015年7月23日 17時
