91話 ページ1
場所を移動する
Aたちは森の中を歩く
D、A、利香、そしてクロームがいる
クロームはやはり心がここにない
貴「D」
D「はい？」
貴「クロームはずっとこうなの？」
仲間ゆえにやはり少し心が痛む
確かに今ボンゴレを裏切るようなことをしているのはわかるが
だが流石に…
D「えぇ。その子には大事な役目がありますから」
利香「Dそんなに実体が欲しいの？」
D「もちろんです。実体がなければ物にも触れられませんから」
そう言われれば確かに、と納得
だからと言ってこんなやり方とも思うが
貴「クロームのこと荒く使わないでね」
D「わかりました。彼女は私の大事な体の手がかりですので」
ちら、とクロームを見たD
利香「！」
貴「…ツナたち近い」
D「そのようですね」
道ではない道を3人は入る
そしてそこからボンゴレとシモンの戦いを眺める
あくまで自分たちがいるのは傍観者になるため
手助けではない
だからどんなことがあろうと出て行くことはできないし
許されない
D「おやおや、ボンゴレも武器を変えたようだ」
貴「１世の血をかけたんだよ、リングに」
D「シモンと同じですか」
ジョット…
彼の血を…
D「では貴女達のもあるんじゃないですか？」
利香「可能性は高いかな」
D「取りに行きますか？」
Dは微笑みながら言う
貴「いや…」
Aはそれをためらった
利香「たしかに、今行ったら波乱なことなるよな」
D「…貴女達がそういうならやめておきましょうか」
貴「うん」
遠目から見つめるものの、ボンゴレがまだ新しいリングに不慣れなのがわかる
貴「…っ」
Aは拳を強く握る
自分は一体何をしてるんだ
あそこに守るべき人たちがいるじゃないか
シモンと、生死をかけて戦ってるではないか
自分は一体こんなところで何をしてる？
高みの見物か
自分の、月の使命はなんだ
彼らを守って、自分は自ら闇に飛び込むのが役目だろう
うちは闇
彼らは光としてあるべきなのだろう
だからそのためにも自分は敵を排除するのが役目なはず
今うちはどこにいる？
彼らをあざ笑うかのように高みの見物
D「A、どうかしましたか？」
利香「A？」
D「…手を強く握りすぎです。血が出てますよ」
"何してるんですか"とため息をついたD
貴「あ…ご、ごめん」
D「いえ」
素早く手当てしてくれた
貴「…」
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でこぽんず* - とてつもなく面白いです!!!!続きが気になって仕方ないです………。 更新頑張ってください!!!^^ (2015年9月12日 8時) (
レス) id: 3c06f20f2b (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 泣くなよ！？涙には弱いんだ(-｡-; ってか、勝手に動いてほしくなかったら、マインドコントロールすればいいのにね...Dって時々可哀想に思えるよ (2015年9月7日 20時) (レス) id: a3dc584c6d (このIDを非表示/違反報告)
桜 - スクとベルがどうするのか、夢主がどうするのか・・・楽しみです！ (2015年9月6日 19時) (レス) id: f38863f7c8 (このIDを非表示/違反報告)
そうせん(プロフ) - レナさん» でもこんな駄作読んで頂きありがとうございます、本当(T^T) (2015年8月24日 22時) (レス) id: 6fc283c30a (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - まぁ、操られてたからこその結末だったと思うけどね (2015年8月24日 22時) (レス) id: a3dc584c6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そうせん
| 作成日時：2015年7月23日 17時
