＋＋＋＋＋ ページ5
.
「…しかもこれから起こる事件は未来編だからね。
それも相まって意味深に聞こえちゃったわけかAは」
「正しくそれだね、うん」
果たしてあれは白蘭はこれから起こることを理解しての"またね"だったのかそれともただ言葉通りのまたいつか機会があれば会いましょうの"またね"だったのだろうか
「白蘭もしこたま頭いいから頭の足りないうちらでは白蘭の考えることなんか押し図れそうにない」
「激しく同意」
「…………とりあえず、そういうことがありましたって事でケーキ食べようか」
「是非そうしましょう」
結局、特に何かが解決したわけでもなく二人はルッスーリアのケーキを頬張った
美味しく頂いた後、二人は共にまた談話室へと戻る
「ルッスー！ケーキ美味しかったよ！」
「最高でしたー！」
「あら、もうお話はいいの？大して時間経ってないけど」
「A結構真剣な顔してたから時間かかると思ってた。しししっ」
実は悩めるほどの頭なかっただけだろ？と笑いながらベルは言ってきたが、否定したいものの確かにその通りであったため反抗もするしできない
「はいそういうこと言うならもうベルに構ってやんねー」
「どうせ自分から構いに来るくせに？」
「いや今度こそベルから絡みにこさせてみせるからな！」
「しししっ、無駄な意気込みだって。なぁマーモン」
「僕もこればかりはベルに同意するよ」
前科的に見るとやはりうちからみんなにから見に行ってるのは確かだけど、うん
「もう結構です〜、庭で日向ぼっこでもする！」
「あ、いいね！私もする！」
「行こ行こ」
「ゔぉぉい、変な拗ね方するなぁ」
「してないわ！！」
そう言ってうちらは庭に出て伸びをする
実にいい天気だ
これぞまさしく晴天！というような天気だ
二人揃って芝生の上に寝転んで目を閉じる
さわさわと風に揺られる木々の音や談話室から聞こえるみんなの声
平和な日だなぁ、なんて目を瞑って微睡んでいるた
「気持ちいいね、A」
「最高だね〜」
あまりにも気を抜いていたうちらは気づくことは無かった
空から降ってくるバズーカーに
ボフンッ
実に間抜けな音と共に、その日ヴァリアーからAと利香が姿を消した
(ムム…？ねぇ、Aと利香は？)
(ん？何言ってんのマーモン二人そこで並んで…あれ)
(ああ？どうしたぁ)
(スクアーロ、Aと利香が消えた)
(はぁ！？)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 177人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ruru - キングス・アローみたい (2022年4月22日 16時) (
レス) @page23 id: d5e6a79550 (このIDを非表示/違反報告)
かるてっと - XANXUSかっこよすぎですよ！！ドキドキしっぱなしです！これからも頑張ってください！ (2014年12月28日 20時) (レス) id: 29094cd93c (このIDを非表示/違反報告)
トルフィン(プロフ) - いつもニヤニヤしながら見てます！(笑) 主人公とXANXUSがカッコいいしお似合いカップルだし！ 早く続きが読みたいです！ (2014年12月17日 0時) (レス) id: 66c7623574 (このIDを非表示/違反報告)
TAKAO - 凄く面白いです！ 頑張って下さい！ (2014年12月12日 20時) (レス) id: c3088b7b77 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ(プロフ) - ほんとにおもしろいです！これからも頑張ってください応援してます！ (2014年12月1日 15時) (レス) id: 9de81b929c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：江
| 作成日時：2014年11月30日 19時
