２話 ページ3
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爆弾の処理を終え(思ったより時間かかった)、仕事を終えた後ヴァリアー城へ帰ろうと大学の門に向かう
「Aちゃん♪」
ふむ、どうやら天はうちを見放したらしい
なんでこうも会いたくない人に会うのかな！？
「びゃ、白蘭さん…」
「お疲れ！今帰り？」
「ま、まぁ」
「じゃあ僕も帰りだから一緒帰ろう？家はどこら辺？」
白蘭の突然の申し出にうちはぎょっとしてしまった(表には出てない…と思う)
「えっと、途中まででいい？
迎えが来てるみたいなんだ」
「そっか！ならそこまで一緒に行こうか」
うちはドキドキとイヤな感じで脈が強く打っていた
でもそれをどうすることも出来ないためただ耐える
「ねぇねぇAちゃん」
「ん？」
「Aちゃんてさ、彼氏いるの？」
白蘭と恋バナ
その衝撃にうちは盛大に吹き出した
「ブハァッ」
「え、大丈夫？？何吹き出したの？？」
「えっと、空気を」
特にこれといって吹き出した物体はない
唾とかはわかんないけど
じゃなくて
「な、何でそんなこと…？」
「えー？
だってAちゃん綺麗だし面白いからどうなのかなーって思って！
でも今の反応から見ているんだね？」
「うっ」
「ふふ、隠さなくていいよ♪」
白蘭は何故かどこか楽しそうに笑っていた
「でもそりゃそうだよね〜、Aちゃんみたいな子で彼氏いないなんてまずないし」
「喧嘩売ってんのかな？」
今まで彼氏いたことなかったうちに対する喧嘩を売りに来たのかな？
「え？違う違う！何でそうなるのさ〜。
でも本当可愛いなぁって思ったから残念だな〜。
フリーなら立候補したかったのに！」
素直に言おう
こいつは何をおっしゃっているのかな？？？
「冗談やめてよ」
「冗談なんかじゃないよ。僕は本気」
そう言ってうちを見つめてきた白蘭
白蘭の目を見ていると吸い込まれそうな気がした
すると、近くから車のエンジン音が聞こえ、うちは迎えが来たことに気づく
「迎え、来たみたい。だから行くね。
さようなら白蘭さん」
「うん。またね、Aちゃん」
ほら、また違和感が募る
また"またね"だ
一体どういう意味だ
お前はうちのことを知っているのか？
この世界にいなかったはずのうちを
不可解に思いながら車に乗ったのだった
(僕の可愛いAちゃんに会えるなんて今日はいい日だ♪)
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ruru - キングス・アローみたい (2022年4月22日 16時) (
レス) @page23 id: d5e6a79550 (このIDを非表示/違反報告)
かるてっと - XANXUSかっこよすぎですよ！！ドキドキしっぱなしです！これからも頑張ってください！ (2014年12月28日 20時) (レス) id: 29094cd93c (このIDを非表示/違反報告)
トルフィン(プロフ) - いつもニヤニヤしながら見てます！(笑) 主人公とXANXUSがカッコいいしお似合いカップルだし！ 早く続きが読みたいです！ (2014年12月17日 0時) (レス) id: 66c7623574 (このIDを非表示/違反報告)
TAKAO - 凄く面白いです！ 頑張って下さい！ (2014年12月12日 20時) (レス) id: c3088b7b77 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ(プロフ) - ほんとにおもしろいです！これからも頑張ってください応援してます！ (2014年12月1日 15時) (レス) id: 9de81b929c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2014年11月30日 19時
